GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2008

GOOD DESIGN|ロングライフデザイン賞

受賞対象名
仮囲い [アドフラット]
事業主体名
日本セイフティー株式会社
分類
ロングライフデザイン
受賞企業
日本セイフティー株式会社 (東京都)
受賞番号
08L01011
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

旧来、建設工事現場で使用されていた「仮囲い」は断面が波型の塗装を施していない物をボルトナットで取付ける形式であったが、当社は、断面がフラットで表面に一切凹凸のない(ボルトナット等も排除)「仮囲い」を開発し市場に投入した。

プロデューサー

野瀬 和也

ディレクター

企画部 藤原 紀敏

デザイナー

企画部 藤原 紀敏

詳細情報

http://www.nihonsafety.com

発売
1991年7月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

国内の建設工事現場

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

フラットなデザインとした目的は、1.都市景観の一部である建設工事現場の壁面を「無骨で硬い」イメージから「ソフトでやさしい」イメージに変える事。2.表面に様々なデザイン(作画)を施しし易くする事により、企業のメッセージ・広告を発信出来る様にする事。3.ボルトナット等の突起物を一切排除する事により、より安全性を高める事。以上の3点である。

デザイナーのコメント

工事現場の壁面にデザインを施し、文化・情報発信の場に変えようと建設会社や施主に働き掛けた、日本初の会社であると自負している。近年、都心の工事現場では、工事現場の壁面をデザイン化する事は半ば常識となっており、都市景観と云った観点からも社会に貢献出来たと信じている。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

主に、ビル建設工事現場、地下鉄工事、駅舎の改修・改良工事等全ての工事現場

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

1.都市景観の一部である建設工事現場の壁面を「無骨で硬い」イメージから「ソフトでやさしい」イメージに変えた。2.表面に様々なデザイン(作画)を施しし易くする事により、企業のメッセージ・広告を発信出来る物とした。3.ボルトナット等の突起物を一切排除する事により、より安全性を高めた。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

仮囲いをフラットな物に変えることにより、都市景観の一部である、建設工事現場の壁面を美化し、また、同時に企業のメッセージを発信する場とした。日本橋近辺を例に取れば、江戸時代の日本橋の風景を描くことにより、工事現場の壁面を無味乾燥なものから、文化を発信するものに変えたと言っても過言ではない。

その問題点に対し、どのように対応したか

都市景観の一部である、建設工事現場は機能のみを中心とした、鉄板で囲われていたため、無骨な硬いイメージを待ち行く人に与えていた。

審査委員の評価

かっての建設現場にはいつも独特のストレスがあった。安全に気を配り、物にこだわり、職人的なレベルの高い仕事をしようと思っているが、社会からは3Kと蔑まれ白眼視される、という矛盾だ。要はイメージが悪かったのだ。このイメージを改善するのに、この仮囲いのデザインは大きく寄与した。この商品が現れるまでは、実用一辺倒の亜鉛メッキ鋼板の仮囲いが一般的だった。白くてフラットな仮囲いの登場で建設業の新しいイメージが作られたのではないかと思う。1988年の発売以来、形式が変わっていないのは、現場からの支持を得ているからに他ならない。

担当審査委員| 内藤 廣   川上 元美   黒川 玲   稲葉 賀惠  

ページトップへ