GOOD DESIGN AWARD

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特別賞
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CC

2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
デザインプロジェクト [スマイルデザインプロジェクト]
事業主体名
特定非営利活動法人Deep People
領域/分類
新領域 - 先駆的、実験的なデザイン活動
受賞企業
特定非営利活動法人Deep People (大阪府)
受賞番号
08D18025
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

まずNPOとして資金を集め、大学や短大等にスマイルデザイン研究会を創り、学生が問題を発見して解決するための商品を企画し、開発・販売を行います。売れることだけが目的の商品ではなく、地球や他の生命が安心して笑顔になれる環境に配慮した商品を目指し、商品は知的障がい者の方の作業所や身体障がい者の方が製造できるように設計して、製造を依頼することで自立支援につなげています。販売は東急ハンズ様にご協力いただいており、一般の消費者に届けることによって環境・社会問題の解決を目指しています。デザインの力で環境問題、社会問題の解決を目指し、若手クリエイターの支援も行います。

プロデューサー

特定非営利活動法人Deep People 理事長 牧 文彦

ディレクター

特定非営利活動法人Deep People 理事長 牧 文彦

デザイナー

株式会社イノセンス+大阪芸術大学デザイン学科スマイルデザイン研究会

詳細情報

http://smile.gr.jp

発売
2006年10月31日
価格

1,890 ~ 6,300円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

これまでのデザインは売れることだけが重視され環境や高齢・障がい者への配慮を欠き、人の欲望だけを増幅させてきました。しかしデザインはもっと様々な事ができるはずだと考え、サスティナブルでユニバーサルな商品を目指し、製造過程でも障がい者の方が参加できる設計にすることで障がい者の自立支援につなげ、商品開発や問題解決を学生などの若手クリエイターが行うことによって育成及びモチベーションを高めることができます。

デザイナーのコメント

これまでのデザインはいかに便利であるか欲しくなるかが重視され、人間本位に周囲の環境を変化させてきました。その結果様々な問題が起こりました。私達は地球や社会の問題を含めた全ての環境問題の改善を目指します。人と地球に優しい社会をデザインしていくことのできるクリエイターを育成し、開発商品を普及させ、活動を持続可能なものにするためにこのプロジェクトを立ち上げました。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

一般生活者

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

障がい者の方は技術が上達して工賃も上げることができ、やりがいを持って働けるようになりました。学生や若手クリエイターの指導・育成をすることで、技術を高め知識を深めることができました。発表の場を与えられ、商品が実際に販売されることでモチベーションが高くなりました。また一般生活者に対して環境に配慮した商品を提供することで意識を高め、ゴミの削減など環境問題の解決、障がい者の方の自立支援につながっています。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

ゴミを減らすことのできる商品を開発し、その製造を障がい者の方に依頼することで自立支援につなげました。その企画・開発を学生が行うことで、デザインが地球や社会にできることがあるとモチベーションを上げ、就労意識を高めてニート問題の解決につなげました。デザインの力でこの3つの問題の解決を目指しました。

その問題点に対し、どのように対応したか

ゴミ問題などの環境問題、障がい者の自立問題、若者のニート問題

審査委員の評価

本デザインプロジェクトはデザインを媒介として環境問題、社会問題などの課題を学生や若手クリエーターが考えた点、成果デザインが障がい者の自立支援に寄与している点、ゴミの削減など環境問題を考慮している点が評価された。デザインの今後の大きな役割として人間的、社会的価値を創出することが望まれる。その意味でこのプロジェクトのデザイナーに対する教育的意義は大きい。

担当審査委員| 内藤 廣   生田 幸士   原島 博   日高 一樹  

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