GOOD DESIGN AWARD

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CC

2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
教育・研究施設 [情報学環・福武ホール]
事業主体名
東京大学大学院 情報学環
領域/分類
社会領域 - 公共施設・建築
受賞企業
東京大学大学院 情報学環 (東京都)
受賞番号
08B11005
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

情報学環・福武ホールは、社会との対話から学び新しい研究を創造するための「学びと創造の交差路」としてデザインされている。道路と建築の間の縁側的空間であるUTカフェとテラスに多様な人々が集い、対話が始まる。福武ラーニングシアターおよび福武ラーニングスタジオにおいて深化した対話から新しいアイデアが生まれ、知識創造型ラウンジである学環コモンズにおいて研究活動の創発が行われる。

プロデューサー

東京大学大学院 情報学環 学環長 吉見俊哉

ディレクター

東京大学大学院 情報学環 准教授 山内祐平

デザイナー

有限会社IDEA 大月ヒロ子+立命館大学 准教授 八重樫文+コクヨファニチャー株式会社 加藤晃

大月ヒロ子 八重樫文 加藤晃

詳細情報

http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/

利用開始
2008年3月26日
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都文京区本郷7-3-1

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

情報学環で展開されている学際的な情報研究と情報化社会における様々な課題を接続し、社会との対話を通じて文化の多様性を基盤とした新しい情報社会像を提示していくための場を作る。

デザイナーのコメント

大学は社会に開かれた知の創造拠点になることを期待されながら、実際には多くの教員や学生が研究室と教室にこもってしまっている。このような現状を変えるためには、大学の空間を多様な人々が集い重層的な対話ができる場に作り替えていくことが必要だと考えている。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

大学の研究活動に関心を持ちながらも、敷居の高さから大学に足を踏み入れなかった人々および社会的課題の中から新しい研究を生み出したいと考えている教員と学生

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

一般の人々には、カフェや公開イベントにより、大学の研究教育活動に参加するきっかけを提供し、ワークショップやシンポジウムなどで、より深い対話の場を提供する。大学の教員や学生には、様々な社会的課題の現状を知り、新しい研究を展開するための「問い」を発見し、研究プロジェクトとして育てていくための場を提供する。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

キャンパス境界の楠並木を保護し、建築ボリュームの半分を地下に埋めた。地上2F部分に教員研究室、地下2F部分に多目的教室を配置し、人が横方向に行き来する1F縁側部分を対話空間の入り口として構成した。

その問題点に対し、どのように対応したか

情報学環・福武ホールの建設予定地は、東京大学本郷キャンパスの図書館団地とキャンパス境界の楠並木の間にある開口100m奥行き15mの敷地であり、既存の歴史的建築物や緑地帯の維持に配慮しながら細長い敷地を活用することが求められていた。

審査委員の評価

誰でもが構えることなく入り易く会話が楽しく始まる、日本的空間「縁側」が、道路と建築の間に設定され活き活きとした交流の場が醸し出されている。一般の地域住民や市民に開かれた柔軟な空間構成と大学側の施設運営の姿勢が評価出来る。

担当審査委員| 田中 一雄   隈 研吾   黒川 玲   南雲 勝志  

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