GOOD DESIGN AWARD

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CC

2008

GOOD DESIGN|中小企業庁長官賞

受賞対象名
スツール [ザ]
事業主体名
株式会社アダル
領域/分類
社会領域 - 公共空間で用いられる機器・設備
受賞企業
株式会社アダル (福岡県)
受賞番号
08B10059
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

アルミダイキャストのフレームと成型合板のシートからなるシステムベンチ。座面が隙間なく連結伸長でき、設置される空間に対して、柔軟にレイアウトの変更が可能。スタッキング機能も兼ね備え、用途や使用人数に応じても柔軟に対応できる。また、コーナーピースは、新技術の3次元成型合板を使用した、技術的難易度の非常に高いものである。今まであるようでなかった製品で、快適なすわり心地と魅力的な外観、機能性を満たすデザインとなっている。

プロデューサー

株式会社アダル 営業本部 常務取締役 岩崎 元成

ディレクター

ラパルマ社

デザイナー

安積 伸 & 朋子

発売
2008年6月12日
価格

285,600円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

快適なすわり心地と普遍的な機能性を追及しつつ、現代の先端技術でしかなしえない構造的な造形美をもち、そして今後何十年もスタンダードな商品として製造され、人々に愛され、使い続けられていく商品を生み出すことを目標としました。

デザイナーのコメント

「室内公共空間用ベンチ」はデザイン的な選択肢のあまり多くない商品分野ですが、「社会性や空間への影響、座席効率を考えると、もっとデザインを掘り下げるべきものだ」というデザイナーの思いから、開発に至った商品です。このデザインは、1)座面の隙間なく横連結できる、2)スタッキングが可能、という今まで同時に満たされることのなかった2つの機能性をシンプルな構造で同時に満たす、他に類のないものとなっています。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

空港やショッピングモール、その他学校などのオープンスペースなどの待合用ベンチとして。食堂などで連なったテーブルにあわせた、効率的な座椅子として。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

不特定多数の人々が利用する公共空間での待合用ベンチとして、軽便で自由度が高く、シンプルで美しい座面を提供しています。また「連結時、座面に隙間が出ない」「スタックできる」という、公共施設で求められる2つの需要を同時に満たすデザインはこれまでにないものです。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

左右の金属構造は鋳造アルミで出来ておりリサイクル可能な素材を使用している。また、座面の成型合板は、自然材を効率的に使用する技術であり、資源の無駄を極力排している。

その問題点に対し、どのように対応したか

モノの製造消費が地球環境に与える影響をかんがみ、可能な限り環境に負担のかからない素材、工法を選定した。

審査委員の評価

選択肢が少ない屋内使用の公共ベンチに新たなページを拓くデザインである。アルミダイキャストフレームと成形合板シートは、確かさと柔らかさを使用者に提供する。隙間のない連結、自由なレイアウト、スタッキングが可能であり、新開発の三次元成型合板のコーナーピースはスツールを超えた魅力に満ちている。企業は本格的なデザイン導入から間がないと思われるが、この達成に拍手を送りたい。

担当審査委員| 森山 明子   大月 ヒロ子   福田 哲夫   渡辺 誠  

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