GOOD DESIGN AWARD

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CC

2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅 [鉄の家]
事業主体名
MDS一級建築士事務所
領域/分類
生活領域 - 戸建て住宅、集合住宅
受賞企業
MDS 一級建築士事務所 (東京都)
受賞番号
08A05016
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

敷地は5m×16mという間口が狭く細長い形状で、要求面積を確保するために、法をクリアした最大気積を確保し、薄い壁で構成された住宅が必然的な回答となった。流通部材である軽量溝形鋼を一列に並べ、それらをボルトで接合することで、仕上材を含め約100mmの厚さの壁が構造体となり、4層、高さ10mの建物を実現している。また、室内側を鉄板表しとし、外側に断熱材を充填することでヒートブリッジを防ぎ、快適な温熱環境を確保している。

プロデューサー

MDS一級建築士事務所 森清敏、川村奈津子

ディレクター

MDS一級建築士事務所 森清敏、川村奈津子

デザイナー

MDS一級建築士事務所 森清敏、川村奈津子

詳細情報

http://www.mds-arch.com/file/japanese.html

利用開始
2006年11月1日
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

港区南青山

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

本計画の最大の特徴は、鉄板による新しい工法の提案である。高い技術を持った職人を必要としないシステマチック、かつ、簡易な工法で、熱環境にも配慮した薄い壁を実現し、将来において一般性の高い工法を目指した。

デザイナーのコメント

敷地は間口が狭く細長い形状で、要求面積を確保するために、法をクリアした最大気積を確保し、薄い壁で構成された住宅が必然的な回答となった。流通部材である軽量溝形鋼を一列に並べ、それらをボルトで接合することで、仕上材を含め約100mmの厚さの壁が構造体となり、4層、高さ10mの建物を実現している。また、室内側を鉄板表しとし、外側に断熱材を充填することでヒートブリッジを防ぎ、快適な温熱環境を確保している。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

夫婦+子供2人

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

建物の構造体である溝形鋼同士の接合部分がリズミカルに連続しアクセントとなっている空間。エキスパンドメタルをダブルに張り、南面採光を確保しつつ、外部からの視線を適度に遮る効果を持たせたファサード。外断熱と循環ダクトによる快適な温熱環境。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

流通部材である軽量溝形鋼を一列に並べ、それらをボルトで接合することで、仕上げ材を含め約10cmの厚さの壁が構造体となり、4層、高さ10mの建物を実現している。室内側を鉄板表しとし、外側に断熱材を充填することでヒートブリッジを防ぎ、快適な温熱環境を確保している。結露などの問題もなく、熱環境に関して建て主の満足度も極めて高い。

その問題点に対し、どのように対応したか

昨今、鉄板でつくられた柱のない構造の建物が増えているが、そのほとんどが高い溶接技術を必要とするものだ。薄さを追求するあまり特殊な塗料に頼った断熱は冬季の熱環境に疑問が残り、外部に鉄板を使う場合、ヒートブリッジの解決が難しい。

審査委員の評価

建設コストは高いが、鉄板による新しい工法の提案が面白い。鉄板を溶接する方法ではなく、既製品の溝形鋼同士をボルトで連結して鉄の連続壁にしている。線状の製品をつなげて面状にしているため、4層の高さを持つ変形筒状のボリュームが薄く軽快な表情を実現した。

担当審査委員| 難波 和彦   芦原 太郎   高橋 晶子   手塚 由比  

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