GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
清掃用品 [Goodbye detergent ! series]
事業主体名
レック株式会社 国際事業部
領域/分類
生活領域 - 家庭用品
受賞企業
レック株式会社 (東京都)
受賞番号
08A02026
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

このGoodbye Detergentシリーズは、研磨効果で「洗剤を使う量を減らせる」清掃用品シリーズである。洗剤を使うことが当たり前の清掃から脱却し、水だけで汚れを落とす環境配慮型清掃用品です。これらの研磨材の中には、桃の種・とうもろこしの芯・クルミの殻など、食品加工後に出る産業廃棄物をリサイクルした天然研磨材を使用している。生活のあらゆるシーンに対応する、キッチン、バス、エクステリア用など計16アイテム。また、商品に合わせてパッケージも再生紙を採用。日本国内以上にエコ商品への関心が高い欧米に向けても提案している。

プロデューサー

レック株式会社 国際事業部 取締役事業部長 木村良三

ディレクター

レック株式会社 第一開発部 主任 長田恵美、国際事業部 小林昂祐

デザイナー

レック株式会社 第一開発部 プロダクトデザイナー 林宏紀

2007年桑沢デザイン研究所卒業。同年、レック株式会社入社。

詳細情報

http://www.lecinc-tokyo.com/

発売
2008年4月20日
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

環境意識の高い人、乳幼児がいる家庭、昨今増えている化学品によるアレルギー体質で悩む人など、洗剤をなるべく使いたくない、使えない消費者にとって、水だけで簡単に清掃できるアイテムを提案。また研磨材には産業廃棄物で出たトウモロコシの芯や桃の種などを採用。洗剤を含む排水に因る水質汚染の心配がない、日常的に役立つ環境配慮型清掃用品シリーズである。

デザイナーのコメント

使いやすさからサイズを選定し、素材感を指で確かめることの出来る窓付きのパッケージを採用した。従来のような機能を強調した生活感のある清掃用品のパッケージを払拭することにより、弊社の商品がより多くの販路・ユーザーを獲得し、その結果それが環境保護に少しでも貢献出来ればと考えた。生活に密着するものだからこそ「どうでもいいもの」から「選ぶ物」にする必要があると考えた。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

環境意識の高い人、乳幼児がいる家庭、昨今増えている化学品によるアレルギー体質で悩む人など、洗剤をなるべく使いたくない、または使えないユーザー。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

たかが「タワシ」だが、毎日手に触れて扱うものだけに、昨今の中国製品への不信感もあり、安全性を求める声は高い。製品は桃の種やクルミの殻などを砕いて研磨材にするなど、産廃をリサイクルして製造。使用中も洗剤を使わず、洗剤による排水汚染もなく、製造から一貫した安全性を提供。また再生紙を利用したシンプルなパッケージは製品のコンセプトを簡潔に表現しており、ユーザーに明確なメッセージを伝えている。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

昨今、環境配慮やガソリンの高騰など、消費者へ直接、危機感が及ぶようになってきている。清掃用品を提供するメーカーとして、洗剤を使わない新しい清掃方法の提案をアピールしていくことは、ユーザーの環境配慮への意識の向上をはかる。

その問題点に対し、どのように対応したか

キッチン、バス、エクステリア用途の清掃用品計16アイテム。清掃用品は薬剤、化学品が一般的である。それらは製造、使用前後のどの段階においても環境・人体への影響が良いとはされておらず、できれば使用したくないものである。薬剤を使わないというアプローチで臨んだ弊社の清掃用品シリーズは、水質汚染や化石燃料の使用量低減等、地球環境に対してあらゆる側面から寄与している。

審査委員の評価

洗剤を使うことが当たり前になってしまった今、静かに再考をうながすための気品を備えた商品群として、「デザインに出来ること」について考えさせられる良い例だと思う。いろいろなシーンで使われるものが、見慣れないモジュールに統一してパッケージされているが、ひとつひとつを手に取ると、それが機能性からも由来していることが分かる。世界共通の普遍性を素材を通して表現したパッケージも良い。

担当審査委員| 長濱 雅彦   安積 朋子   大島 礼治   サイトウマコト  

ページトップへ