GOOD DESIGN AWARD

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CC

2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
電子ピアノ [MP8II]
事業主体名
株式会社河合楽器製作所
領域/分類
身体領域 - 趣味やスポーツに用いられる道具・機器
受賞企業
株式会社河合楽器製作所 (静岡県)
受賞番号
08A01038
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

繊細なピアニシモから手応えのあるフォルテシモまでのグランドピアノのタッチ感を追及した木製鍵盤と、グランドピアノのもつ共鳴効果、残響効果をシミュレーションしたステレオサンプリング音源により、グランドピアノと同等の演奏性と表現力を兼ね備えたプロフェッショナルユースに対応する電子ピアノ。素材感にあふれる無垢の木とアルミ、鉄で構成されたケースによる堅牢性、シンプルで使いやすい機能による優れた操作性により、演奏者のパフォーマンスを大幅に向上させた。

ディレクター

株式会社河合楽器製作所 生産統括部 生産企画室 デザイン担当課長 和出 郁夫

デザイナー

株式会社河合楽器製作所 生産統括部 生産企画室 デザイン担当主監 池川 友康

詳細情報

http://www.kawai.co.jp/ep/products/stage/mp82/index.html

発売
2007年11月1日
価格

262,500円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

プロフェッショナルならびそれに準じる演奏者が、ステージやスタジオでそのパフォーマンスを遺憾なく発揮できるような「楽器」としての機能性を追及した。また構成部材の素材感を強調することによって、プロフェッショナルな「道具」としての存在感と信頼感を増し、演奏時における激しいアクションにも耐えうる堅牢性を高めた。

デザイナーのコメント

誰にでも楽器への憧れがあるが、特にピアノはその傾向が顕著である。それはピアノの持っている音楽性の高さは当然として、その存在そのものに畏敬の念さえ感じるからである。つまり楽器は本来、気高い気品を兼ね備えていなければならず、それが所有する喜びや憧れにつながると思っている。私たちは形態・機能を高い次元で仕上げた楽器こそが生活をより感動的にすると考えており、それがこの商品の目指しているところである。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

プロフェッショナルならびそれに準じる演奏者が、ステージやスタジオでの演奏する事を想定。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

プロフェッショナルな演奏者としての高度な演奏を可能にした「楽器」としての機能性と、演奏パフォーマンスだけに集中できるプロフェッショナルな「道具」としての信頼性と存在感。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

筐体の構造体となる部分には、アルミや鉄を使用することによって高い耐久性と共にリサイクル性をも向上させ、脱プラスチック化を図った。また、焼却時にダイオキシンを発生する恐れがある塩化ビニールシートや部材としての鉛を全廃して環境に対する負荷を軽減させた。さらにコンパクト性を追求することによって使用部材を減らし、廃棄時の総量を低減させた。

その問題点に対し、どのように対応したか

「楽器」として長期間の使用に耐えうる機能性と耐久性、プロフェッショナルな「道具」としての存在感と信頼性、また環境に対する負荷を軽減させるための部材の選定。

審査委員の評価

シンプルで有りながら、楽器メーカーが作ったと言える重厚感 が信頼性を生み出している。木製鍵盤や無垢の木の使用等の堅牢感とそれを重苦しくしていない素直なホルムが本来の楽器らしさも生み出している。従来の電子楽器に見られた、少々軽いイメージから本当に音に親しみ表現する為の道具になった。弾き勝手も良く、高級感もある。

担当審査委員| 左合 ひとみ   井上 斌策   岩崎 一郎   川島 蓉子  

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