GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
つなぐ?TSUNAGU? [古来より日本に根付く概念「つなぐ」をテーマにした住文化の提案]
部門/分類
新領域デザイン部門 - 新領域デザイン
受賞企業
三井不動産レジデンシャル株式会社 (東京都)
受賞番号
07D01040
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

様々な「つなぐ」概念を具現化した、住まいと空間のコンセプトモデルを、隈研吾氏をはじめとするデザイナーとのコラボレーションにより製作。最初のプレゼンテーションはデザイン感度の高い人々が集まるミラノサローネで行い、世界の人々から受けた評価・意見をもとに、今後の展開に向けてブラッシュアップする。その後、このコンセプトを実際の住まいに反映、商品化することで、日本における新たな住空間とライフスタイルの可能性を提案するという活動。

プロデューサー

三井不動産レジデンシャル株式会社 取締役常務執行役員 開発事業本部長 鈴木 健

ディレクター

三井不動産レジデンシャル株式会社 都市開発事業部 都心事業室長 山田貴夫

デザイナー

隈研吾建築都市設計事務所 隈研吾+三井デザインテック株式会社アーバン事業部 見月伸一

デザイナーの隈研吾氏

詳細情報

http://31tsunagu.jp

開始日
2007年3月1日
問い合せ先

三井不動産レジデンシャル株式会社 営業マネジメント本部マーケティング部ブランドマネジメントグループ
Email: customer@31sumai.com
URL: http://www.mfr.co.jp

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

日本では古来より、「つなぐ」という考え方が重要な意味を持っていたと思う。人と自然、人と人、外と内、部屋と部屋などを、はっきりとした対立構造ではなく、非常に融和的かつ平和的に「つなぐ」というのがこの国の哲学の本質にあったのではないか。この概念を具視化し、改めて「和」とは何かを考え、世界に提示し、日本の住まいと暮らしに新たな提案をしたいと考えた。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.日本人の哲学の根源に根ざす「つなぐ」を視覚化し、人間の生き方・住まい方として普遍的な価値を感じられる空間とすること
2.突き詰め、昇華されたコンセプトでありながら、今後実際の住まいに導入できる実現性を兼ね備えていること
3.「和風」ではなく、本当の「和」、つまり日本文化の根源に根ざすものをベースにしながら、世界規模で提案性を感じられる空間とすること
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

「つなぐ」というコンセプトは、すべての事象を「対立」ということで考える西洋の原理に対する日本の哲学までも表現している。空間のつながりだけでなく、環境や自然素材とのつながりも表現したかった。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

日本デザインの単なるシンプルさ、静かさだけでなく、自然素材に対する敬意や、自然と人間そして、人間と人間のコミュニケーションを尊重する姿勢を表現することを目指した。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

実際の生活への落とし込みにあたってはコンセプトのエッジを生かす事とコスト合理性や住宅基本性能の確保とのバランスを如何に保つかがポイントとなると考えた。

審査委員の評価

「つなぐ」というジャパンバリューなコンセプトを、概念としてだけでなく、デザインのトータルコーディネートとして形にしている点が評価できる。

担当審査委員| 赤池 学   生田 幸士   タナカノリユキ   西山 浩平   原島 博  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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