GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
身障者密着型福祉装置の開発活動 [個々の障害に応じた機器の提供]
部門/分類
新領域デザイン部門 - 新領域デザイン
受賞企業
長崎大学 (長崎県)
受賞番号
07D01019
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

在宅で介護を受ける高齢者・障害者を訪問し、最新の工学技術を生かして、個々のニーズに応じた機器開発を行っている。開発した機器は依頼者に実際に使っていただいている。これまで依頼に応じて開発した機器は、意思伝達装置、階段昇降機、生活動作パワーアシスト装置、窓やドアの開閉装置等の多岐に渡る。

プロデューサー

長崎大学工学部 教授 石松隆和

ディレクター

長崎大学工学部 助教 諸麥俊司

デザイナー

長崎大学工学部 教授 石松隆和

開発リーダ

詳細情報

http://www.welcome.mech.nagasaki-u.ac.jp/

開始日
1997年4月1日
問い合せ先

長崎大学工学部機械システム工学科 機械制御学研究室
Email: hiroko86@nagasaki-u.ac.jp
URL: http://www.welcome.mech.nagasaki-u.ac.jp/

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

最新の科学技術の恩恵を高齢者や障害者が率先して受けるべきであるとの思いから、在宅介護を受けている難病患者や重度の障害者のために、徹底して個々の障害者のニーズに応じた機器開発を行なう。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.在宅介護を受ける重度障害者の意思伝達を可能にして欲しいとの強い依頼があった。既存の製品は、標準的名障害者には有効だが、しばしば使用が困難となる。
2.身体的能力が症状の進行や回復によって変化する。その変化に応じるには、機器の柔軟性に加えて、対応する活動の柔軟性が必要。
3.機器は必ず壊れるとの前提で、機器の異常に対して即座に対応できる仕組みを構築することが必要。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

最新のロボット技術の活用により、柔軟に利用者の依頼に応える取り組みを行う。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

機器開発に加えて、機器の状態を維持管理する仕組み作りが不可欠。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

利用者の利用状況や利用環境を十分に把握して開発を行なう。

審査委員の評価

個々のニーズに応じたカスタマイズドな機器開発を行っている点が新領域的である。開発した機器も依頼者が実際に使っており、その数多くの開発実績も高く評価できる。個別志向対応のユニバーサルデザインを象徴する優れた提案である。

担当審査委員| 赤池 学   生田 幸士   タナカノリユキ   西山 浩平   原島 博  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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