GOOD DESIGN AWARD

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CC

2007

GOOD DESIGN|ユニバーサルデザイン賞

受賞対象名
エヌ・ティ・ティ・ドコモ フォーマD800iDS [タッチパネルを用いた可変インタフェースによる携帯電話でのユニバーサルデザインの取組]
部門/分類
コミュニケーションデザイン部門 - デジタルメディア
受賞企業
三菱電機株式会社 (東京都)
受賞番号
07C02019
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

二つ折り形状のキー部分をタッチパネルにした携帯電話機。2.2インチのQVGA液晶を上下に2枚配置、下部の液晶に取付けた触感フィードバック付きのタッチパネルで操作。3個、6個、10個のキーから操作を選択でき、文字入力も2タッチ、5タッチ、手書き入力から選択可能。筐体閉時には、144個のLEDで時刻や新着情報を大きく表示。底面には机上で滑らないようにゴムを設けた。手が不自由なかたにもご利用いただけるよう外部スイッチを装着して操作するスキャンモードを搭載。タッチパネルを活かしたゲーム、ペイント機能が搭載されている他、電話、メール、カメラ、テレビ電話、各種インターネット、JAVAアプリに対応。

プロデューサー

三菱電機株式会社 モバイルターミナル製作所 商品開発部 部長 東耕良夫

ディレクター

三菱電機株式会社 デザイン研究所 インタフェースデザイン部 グループマネージャー 中洲次郎

デザイナー

三菱電機株式会社 デザイン研究所 インタフェースデザイン部 樋口博彦、専任 城戸恵美子/情報システムデザイン部 専任 荒井秀文

樋口博彦、城戸恵美子、荒井秀文

詳細情報

http://www.mitsubishielectric.co.jp/mobile/foma/d800ids/index.html

開始日
2007年2月9日
問い合せ先

三菱電機株式会社 デザイン研究所 開発企画部
Email: Kano.Shosaku@bc.MitsubishiElectric.co.jp
URL: http://www.mitsubishielectric.co.jp

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

『必要な時に必要なキーが表示される』『使う人に合わせてキーの数を切替られる』そんな携帯電話の使い勝手を2つの画面とタッチパネルで実現しました。『みんなと同じ携帯電話が年配のかたや手が不自由なかたにも使いやすい』このコンセプトの実現に試作から製品化まで2年近く研究と開発を重ねてきました。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.初心者にもご年配のかたにも分かりやすく操作できる携帯電話。
2.発話が困難で、手の不自由なかたが文字入力でコミュニケーションをとれる携帯電話。
3.若い人が所持したくなるような先進的な携帯電話。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

『表示=ボタン』でダイレクトに画面を押して操作できる携帯電話の創出。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

『必要な情報』を『必要な時にだけ提示』することができる携帯電話の創出。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

ユーザーの利用スタイルに合わせて、使用する機能を選べる携帯電話の創出。

審査委員の評価

IT環境でのユニバーサルデザインというと、誰でもが使える標準的なインターフェースを考えがちだが、万人向けのデザインは逆にすべての人に少しづつ使いづらいものになる可能性がある。一人一台必須の情報環境となった携帯電話もまた、標準的なインターフェースによって普及したが、個々のユーザーのディスアビリティ/ディスアビリティを無視してきた。タッチパネルによる可変インターフェースというアイディアは、個々のユーザーにカスタム化することで、アクセスビリティ、ユーザービリティを最適化させている点で評価できる。もちろん、このデザインだけでは万人向けのものとはならないが、このインターフェースを実装できるメーカーからこのデザインが出てきたことは大いに評価したい。

担当審査委員| 中谷 日出   戸島 國雄   福冨 忠和   宮崎 光弘  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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