GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
ドキュメント音声変換ソフトウエア [Document Reader]
部門/分類
コミュニケーションデザイン部門 - デジタルメディア
受賞企業
富士ゼロックス株式会社 (東京都)
受賞番号
07C02014
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本商品は、電子文書と紙文書を一元管理するソフトウエア「DocuWorks」のプラグイン・ソフトウエアです。電子文書はもちろん、紙文書もスキャンして、簡単に音声読み上げができます。画面上では、文字拡大や配色変更により、ユーザーに合わせて表示を見やすく調整することができます。健常者は、他の業務をしながら情報を流し聞きしたり、確認したりすることができるほか、視覚障がいの方は、これまで読めなかった文書の内容を音声で聞くことで情報を共有できます。「文書を読む」から「文書を聞く」という新しいスタイルの働き方を提案しました。

プロデューサー

富士ゼロックス株式会社 オフィスプロダクト事業本部 プラットフォーム&IOT開発部 部長 鎌田 章

ディレクター

富士ゼロックス株式会社 開発管理本部 ヒューマンインターフェイスデザイン開発部 板木 冠ニ

デザイナー

富士ゼロックス株式会社 開発管理本部 ヒューマンインターフェイスデザイン開発部 三島 悠

詳細情報

http://www.fujixerox.co.jp/soft/document_reader/

開始日
2007年10月25日
価格

39,000円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

弊社が提供する機器やサービスは、人と仕事の間のインターフェイスとして存在しており、仕事を人に合わせていくのがその役割と考えています。今回は、視覚に頼れない人のニーズに合わせるという新しい発想で、紙文書から情報を得るという仕事をデザインしました。徹底したシンプルな操作とわかりやすさにこだわり、健常者、障がい者(視覚、加齢など)のどなたが使っても、新しい働き方が提案できるようなツールを目指しました。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.徹底してシンプルな操作にこだわりました。
2.オフィス商品でありながら親しみやすさを表現したグラフィックスデザインとしました。
3.操作ナビゲーションは、視覚的/聴覚的の両面からデザインを行いました。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

シンプルな操作、弱視の方でも認識しやすいグラフィックデザイン、マウス操作とキーボード操作の両立。視覚障がいの方にも実際に使用していただきながら、ブラッシュアップしていきました。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

ソフトウエアなので特にありません。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

ホームページやリーフレットなどの商品紹介に対して、新しいワークスタイルの提案を商品性としてアピールしてもらうこと。

審査委員の評価

「文書を読む」から「文書を聞く」という新しいスタイルの働き方を提案。このソフトウエアは視覚障害者のためだけでなく、健常者に向けても、他の業務を行いながら情報を聞いたり、確認したりするワークスタイルを提供しているところが新しい。障害者のためのデザインを健常者も使用可能することによって、より高いレベルのデザインを目指している点を評価した。

担当審査委員| 中谷 日出   戸島 國雄   福冨 忠和   宮崎 光弘  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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