GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ガルデンカスガ [福岡県春日市春日原南町1丁目]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 環境デザイン
受賞企業
株式会社都市デザインシステム (東京都)
受賞番号
07B03013
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

福岡の中心街から電車で10分あまりのベットタウンが今回の計画地です。同一町内の約10箇所に点在する九州電力社宅跡地に、コーポラティブ方式を採用して住宅群を供給しています。戸建住宅における同手法での供給は九州初と思われます。今回のプロジェクトは2つの大きな目的があります。ひとつは都心近郊にありがちな狭小ミニ開発にならないように、豊かな外部空間を持ち、街にも空間や緑を提供しながら、街並みを新しく変えていく住宅群とすること。2つめは、成熟した住宅地に、コミュニティを伴った住民グループを複数個所に挿入し、つなげていく事により、地域の活性化を促す街づくりをすることです。

プロデューサー

株式会社都市デザインシステム 大見卓央・黒田大志 、森林都市株式会社 天本喜洋、株式会社エス・コンセプト 馬越重治・川上亜紀

ディレクター

有限会社建築デザイン工房 谷口遵

デザイナー

信濃設計研究所 信濃康博、渋田建築計画事務所 渋田耕治

詳細情報

http://www.s-concept.co.jp/kasugabaru/index.html

開始日
2006年3月5日

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

・都心近郊の住宅地における戸建住宅群の供給における、ミニ開発にならないデザインコードおよび配棟計画の提案が今回の特色です。具体的には、敷地境界線をこの住宅群の中では消し、建物配棟をコントロールする事で、6棟の中央に大きな空間を創出しています。戸建て住宅であっても「集まった数だけ豊かになる」事を入居者は体感し、また、街並みとして視覚的にも表現する事に成功しています。

使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

どのような状況を作る事によって、建物だけでなく、それらを取り巻く環境が複数の住宅の住まい手に取って扱いやすく、メリットが見い出されるか

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

住まい手同士のコミュニティがどのような緊密さの程度で形成されるのが望ましいのか、また実際に形成され得るのか。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

住戸プランがどのように実現するか未定のものに対して、デザインコードのみで外部空間、意匠性を与え得るのか

審査委員の評価

居住空間として高層型開発が多い中で、人の目線や歩く楽しさに配慮した町並みに出会うとどこかホッとする。居住空間が自分使用の限られた空間だけで成立するのではなく、周辺に居住する人たちにとってマチ歩きの楽しさや四季それぞれの植栽の変化や、この建物にどんな人が暮らしているのだろうかなどと想像を促す・・・そう言った物語性を持つ開発として評価できる。あえて言えば、建物の外装が一律ではなく、居住者の人生経験や感性を活かす配慮もあってもよいのでは・・・。

担当審査委員| 田中 一雄   川上 元美   黒川 玲   南雲 勝志  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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