GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
アーバンドックららぽーと豊洲 [江東区豊洲2丁目4番9(旧6街区)、江東区豊洲2丁目1番14(旧4-1街区)]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 環境デザイン
受賞企業
有限会社アースケイプ (東京都)
受賞番号
07B03009
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本プロジェクトは、東京都江東区の豊洲の中心部約67,000平米の大型複合商業施設(全2街区)の開発計画。開発地は、晴海運河に面した造船所跡地であり多くの産業遺構が残されている。これらの記憶を残し、新たな水辺の街をつくりだすことをメインコンセプトとした。計画当初より、都市・建築・ランドスケープ各専門家と議論を重ね、海に面した立地を活かしながら新たな街を創出することに成功した。造船所跡地の記憶であるドックと、大きく開けた海と空を取り込み、これらが施設と調和するようにデザインを行った。

プロデューサー

三井不動産株式会社 商業施設本部 リージョナル事業部 事業推進グループ 村山実

ディレクター

株式会社日本設計 執行役員 商業施設設計室長 戸田 万久

デザイナー

棚町弘志 ジョン・ロウ-LLT、紺野泰-日本設計、高島謙一 田中英輔 山下剛史-大成建設、団塚栄喜-アースケイプ、グレンファスマン-Bliss Fasman Inc、ハリーマーク-RMS Design

関連デザイナー(一部)写真

詳細情報

http://www.mitsuifudosan.co.jp/project/toyosu/index.html

開始日
2006年10月5日

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

造船所跡地という土地の記憶を残すことと、海に面した立地をいかに活かすかがデザインのポイントとなった。これらを主軸に施設の賑わいや人の流れを創出するために、海側を親水プロムナードとし、旧ドック周りはエンターテイメントント空間とし、また産業遺構(クレーンやスクリュー等)を活かしながら個性あるデザインを心がけた。今後、歴史を踏まえた新たな水辺の街が豊洲に育っていくことを願っている。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.ドックと海を活かした計画とすること
2.造船所の一部を遺構として残すこと
3.ショッピングセンターとしての新たな価値の創造
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

造船所跡地であることを考慮してデザインすること(産業遺構などの記憶を残すこと)

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

豊洲の大規模再開発全体の連続性を考えること

デザインが技術・販売等に対して行った提案

都市計画のデザインのみではなく身体スケールに対応した心地よい空間を創出するということ

審査委員の評価

大型複合商業施設内に造船所跡地の記憶を埋め込むという難しい命題に対し、プランニング、設計を通じて土木、ランドスケープ、ファニチャー類等それぞれの視点において努力と工夫を感じるデザインが施されている。ダイナミックで親水性を感じさせる空間づくりから、ヒューマンスケールを意識したファニチャー類まで丹念にデザインされ、全体として一体感を感じる空間に仕上げている。総合的な設計力の高さを感じる。

担当審査委員| 田中 一雄   川上 元美   黒川 玲   南雲 勝志  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

ページトップへ