GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
reed space. [東京都港区南青山6-4-6]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
有限会社upsetters (東京都)
受賞番号
07B01045
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

カルチャーのコミュニティセンターをコンセプトとした、ギャラリー併設型店舗のデザイン。店舗/ギャラリーという2つの用途で構成されるフロアーを、間仕切りを設けず、床のレベル差によって緩やかに仕切っている。壁面にかけた子供用の椅子は、取り外し可能なフレキシブルな什器の役割をしており、必要に応じてギャラリー壁の面積を拡大することが可能である。これらによって、店舗とギャラリーは、機能を独立させながら、相互に影響しあう空間構成となっている。また、ファサードのデザインをあえて行なわず、建築内/外の仕上げを連続させ、境界を曖昧にすることで、公園のような開かれた空間となった。

プロデューサー

Staple Design Studio

ディレクター

upsetters architects / 岡部 修三

デザイナー

upsetters architects

詳細情報

http://www.upsetters.jp/projects/architecture/reed_space/

開始日
2006年9月16日

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

開かれた空間とするため、商業空間でありながら、あえてファサードのデザインを行わず、境界を曖昧にしている。内部には、印象に残る表現を選択しながらも、ジャングルジムは、床/階段/棚として機能し、連続する子供椅子は、取り外し可能なフレキシブルな什器であり、一部は扉となっている。そうした細かなディテールへの配慮によって、入りたくなるインパクトと、留まりたくなる機能性の同居する空間となった。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.カルチャーのコミュニティーセンターとしての場所であること。
2.店舗スペースと、ギャラリースペースの共存。
3.本国NYCの店舗の雰囲気をどこかで感じられること。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

来客を限定しない開かれた空間であるためのファサードと、商業空間のパブリックスペースとしての可能性の提示。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

店舗スペースとギャラリースペースが、独立しながらも、相互に影響し合う空間構成。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

本国NYCの店舗の要素を組み込みながら、全く別のものに昇華させること。

審査委員の評価

イスのようであり、また展示什器のようでもあり、空間を創造する単位でもある。レゴブロックのように様々な空間を創造できる無限の可能性を感じさせる。提案されているものは空間を形成するインフラのようなものであり、商品が主役となるショップデザインには有用な戦略となっている。作者の高度な能力が示されている。

担当審査委員| 北山 恒   隈 研吾   安田 幸一  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

ページトップへ