GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ソニーシティ [東京都港区]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
ソニー生命保険株式会社 (東京都)
株式会社プランテック総合計画事務所 (東京都)
受賞番号
07B01006
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

東京・品川駅東口の新たなランドマークとして誕生したのが「ソニーシティ」です。約70m×100mの平面の中に、コアに阻害されない約5,000m2の広大なオフィスフロアを確保することで、1フロアにできるだけ多くの人数を配置し、クロスファンクショナルな水平方向のコミュニケーションの活性化を図ります。ビル内部の移動手段としてEVの他エスカレーターを導入し、商業施設のように数階分の移動を円滑にすることで移動時間のムダをなくし、業務時間(コアタイム)を創出します。長期にわたり永続性、持続性が保たれる空間と環境に配慮した設計により、マルチテナントビルとしても対応可能なオフィスビルを実現しました。

プロデューサー

ソニー株式会社 総務センター センター長 小山義朗

ディレクター

株式会社プランテック総合計画事務所 取締役会長 大江匡

デザイナー

株式会社プランテック総合計画事務所 角野文和、森永一郎、松本秀樹

株式会社プランテック総合計画事務所 取締役会長 大江匡

詳細情報

http://www.plantec.co.jp/PROJECTS/category06/scity/index.html

開始日
2006年10月
問い合せ先

株式会社プランテックアソシエイツ 広報 廣末圭子
Email: hirosue@plantec.co.jp
URL: http://www.plantec.co.jp

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

情報化社会が加速し続ける環境において、経営を含むスピードの高速化は、日々上昇しています。この時代においていかに高速化に対応した業務をこなすかは、一日のコア業務時間の最大化と、各個人やグループのコミュニケーションの向上が最も優先されると考えています。これらを高次元に達成するために、考え得る要素を全て導入した高機能なオフィスビルを計画しました。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.シンプルで機能的なSony DNAを継承するビルであること。
2.環境に十分配慮されたシステムを有し、サスティナブルであること。
3.社員のアメニティを重視し、業務を円滑に行える機能を効率的に内包すること。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

恣意的なデザインは排除し、機能から求められるソリューションデザインを徹底的に追求しました。特徴的なダブルスキンはドラフト効果が最大化される3層モジュールとして、構造の最適モジュールと重ねました。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

プリント材のようなギミックな材料は避けて、必要にして十分な素材そのものを意匠として構成しました。竹の集成材やウイスキー樽の再利用など、サスティナブルな材料選定にも注力しました。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

16万m2という圧倒的なボリュームを、出来るだけ透明感を表現して、圧迫感のない施設を目指しました。免震構造による相関変形の低減を最大に活用して55mmという極細のマリオンを実現しました。

審査委員の評価

都心のオフィスで働くことの意味を問い直したオフィスビルである。ワンフロア9千平米近くもあるオフィスは人同士のコミュニケーション・スピードの向上と活性化をめざし、上下階のコミュニケーションのためオフィスフロアにもエスカレーターも設けている。自由な動線とレイアウトを可能とするべく極力無柱空間とし、外壁に沿ってブレ-ス構造を配し、かつ全体を免震構造としている。全面ダブルスキンファサードによって、室内光環境と、熱環境の両立を図っている等総合的なオフィスへの配慮が高く評価された。

担当審査委員| 北山 恒   隈 研吾   安田 幸一  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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