GOOD DESIGN AWARD

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CC

2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
液晶プロジェクター [SANYO LP-XP100L]
部門/分類
商品デザイン部門 - 業務用コンピュータ、システムおよび関連商品
受賞企業
三洋電機株式会社 (大阪府)
受賞番号
07A11021
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

大会議室でのプレゼンテーション用途や大ホールでのイベントショーアップ用途などを想定した、輝度6500ルーメン・解像度XGA・コントラスト比2000:1の液晶プロジェクター。光学エンジンは従来比2倍の寿命・クラス最高輝度を実現。吸気フィルターは自動巻取り式により10000時間の連続使用を達成。6種類の交換レンズに対応し、上下左右の電動レンズシフト機能を装備。

プロデューサー

三洋電機株式会社 パーソナルモバイルグループ DIカンパニー プロジェクター事業部 事業部長 吉年慶一

ディレクター

三洋電機株式会社 ブランド本部 アドバンストデザインセンター DIデザイン部 プロジェクタデザイン課 課長 栗田竜博

デザイナー

株式会社ジイケイ設計 取締役社長 田中一雄+株式会社GKインダストリアルデザイン 第1デザイン部 部長 朝倉重徳/第2デザイン部 部長 磯崎康

詳細情報

http://www.sanyo-lcdp.com/

開始日
2007年8月1日
価格

1,260,000円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

天井吊下げ設置での使用が多い商品の特性から、空間との調和を意識してデザインすることで時流に流されない美的価値の高い表現を目指しました。プロジェクターの普及に伴い設置シーンや用途の幅が広がり、従来の機器的デザインからの脱却を狙い優しさと知性が感じられるように虚飾を排したシンプルなデザインでまとめています。

デザインのポイント
1.大きなラウンドでソフトに造形されたスタイリングとホワイトを纏ったカラーリングによる空間との調和
2.投射方向を明快に感じさせるホワイト×ダークグレイで配色した筒形状のシンプルなフォルム
3.レンズ・排気孔・端子などの機能要素をダークグレイ部への配置で目立たせないシンプルなスタイル
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

2台を重ねるスタック設置を想定し、操作ボタンを本体側面に配置することで使用性の向上を図りました。またレンズ交換時に必要なレンズとキャビネットの空間や、複数の端子を接続しやすくするために必要なピッチなど、デザイン部門で機器としての使いやすさを検証しました。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

内部部品を見直し不要輻射の発生を小さくして、シールド効果のある板金部品を追加することで輻射を抑制するために必要な外観キャビネットのメッキ処理を無くしました。塗装を省いた外観部品を多用したことと併せて環境負荷の低減を実現し、同時にリサイクルも容易にしています。プリント基板製造においては鉛を使わないなどグリーン調達に適合させました。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

技術部門に対してネジを隠す構造・使わない構造を提案し、スマートな外観と生産性の向上を実現させました。

審査委員の評価

筒形状の大きなラウンドが特徴的な、プロジェクターとしては新しいフォルムであるが、その筒形状が投射方向を明快に感じさせるという、機能を直感的に感じさせるデザインである。かといって主張しすぎず、レンズや排気孔等の機能要素を内側のダークグレイ部にまとめるという工夫で、設置した空間に調和するシンプルなスタイルにまとめているところが良い。

担当審査委員| 日高 一樹   高尾 茂行   蓮見 孝   馬場 了  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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