GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。 (C)JDP All rights reserverd.

受賞対象名
オフィスシステム [フロウラウンジ]
部門/分類
商品デザイン部門 - 文具、オフィス雑貨・家具・設備
受賞企業
株式会社イトーキ (大阪府)
受賞番号
07A10058
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

心地よいオフィス空間とは何か?というコンセプトの元に生まれたフロウラウンジ。「Garden」をデザインモチーフとした家具シリーズは芝生をイメージした張地を使ったチェアやベンチ、植木鉢の形をしたスツールなど、屋外のデザインモチーフを室内に持ち込むことにより心地良い空間を演出し、人と人とのコミュニケーションをよりフレキシブルでインフォーマルなものへと促します。

プロデューサー

株式会社イトーキ オフィス事業部 開発部 田中啓介

ディレクター

株式会社イトーキ マーケティング本部 商品戦略部 山本みゆき

デザイナー

a studio 安積伸

ShinAzumi

詳細情報

http://www.itoki.jp/flowlounge/

開始日
2007年1月1日
価格

19,300 ~ 405,400円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

このデザインは、人がリラックスして集い過ごす快適な原風景である「庭・Garden」をモチーフに、その機能や要素を抽出し、オフィス家具のシリーズとして再構成したものだ。パソコンや間仕切りが普及し極端に効率化個人化されつつある今日的なオフィス労働環境において、自然な形で人の集う快適な場を提供することによって、改めて人と人が直接コミュニケーションを持つことの効用と重要性を指摘するものである。

デザインのポイント
1.日常見慣れた環境を本来とは異なった文脈に展開し、保守的なデザインを新鮮な提案に転化している。
2.狭い空間でも広々とした印象を確保するよう、視覚的圧迫感を軽減する意匠、素材使いとなっている。
3.テーブル、チェア等に可動性を持たせた事により、ユーザーのフレキシブルな使い方を可能にしている。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

低テーブルやソファの足にはキャスター、テーブルやスツールに手を掛けやすくするような穴を配し、よりフレキシブルな使い方を誘発するよう配慮した。ベンチは面を広く取り、縁台のようにテーブル面としても使えるように配慮した。サイドテーブル類は、ベンチに引き込んで手元まで持ってくることが出来るようにした。張りぐるみの椅子、スツールはスタッキングし、樹脂のスツールは積み上げることでディスプレイとしての楽しさが出るように配慮した。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

製品の品質基準はオフィス家具の基準にて強度試験を行なっており、ホーム家具のテイストを持ちながら耐久性に優れたものとなっている。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

メッシュ材を立体的に量感を持たせた構造という、新しい素材の使い方を提案している。柔らかく植物的な印象の張り地布の開発を行った。デザインコンセプトを明確に表現するためのコンセプト・カタログのプロデュース。社外での商品発表展覧会、コンセプト説明会などのイベントを開催した。

審査委員の評価

殺風景になりがちなオフィス空間に、ほっとする空間を提供するという意味で説得力のあるデザイン。ガーデンをテーマとしたアースカラーの色彩やさわり心地のよいテキスタイルが、その場の空気の緊張をほぐす効果がある。人と人とのコミュニケーションの改善にも期待したい。

担当審査委員| 澄川 伸一   キュー・リーメイ・ジュリヤ   森田 昌嗣   山本 秀夫  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

ページトップへ