GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
オフィスチェア [ヴィトラ/ワークネスト]
部門/分類
商品デザイン部門 - 文具、オフィス雑貨・家具・設備
受賞企業
株式会社インターオフィス (東京都)
受賞番号
07A10048
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

このチェアは鳥が羽で包み込むようなデザインを採用し、通気性と伸縮性に優れたニット・ファブリックにより長時間座っていても快適性を保つことができます。また座面から肘掛までを縫い目なく一気に包むことによって、肘部があたかも座面から自然に成長したように見え、一体感のある落ち着いたやさしさを感じさせます。カラーバリエーションは、ニット・ファブリック8色・肘部フレーム5色が用意され、40通り選択可能。さらに、脚部カラーもシルバーとオーベルジンの2色から選択可能です。

プロデューサー

ヴィトラAG 会長 ロルフ・フェールバウム

デザイナー

ロナン&エルワン・ブルレック

Ronan & Erwan Bouroullec

詳細情報

http://www.vitra.com/products/office/office_chairs/worknest/default.asp?lang=il_en

開始日
2007年7月1日
価格

157,000円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

コミュニケーションの活発化が目的のオープンプラン・オフィスにおいて、プライバシーへの考慮をより図ることがワーカーのモチベーションを上げ、その結果生産性の向上に寄与することができます。そのためには機能優先のオフィスチェアでなく、包み込まれるような落ち着いたデザインの中で心地よく仕事ができると共に、ワーカーが自分好みのカラーを自由に選択でき、自己の主体性を発揮できる革新的なチェアの実現を目指しました。

デザインのポイント
1.伸縮性のあるニット・ファブリックは通気性能をアップし、長時間使用でも快適に使用できる。
2.ニット・ファブリック8色、肘部フレーム5色が用意され、40通りのカラーバリエーションが選択できる。
3.全てのカラーバリエーションは,同一場所にミックスして置かれても調和の取れた組合せが実現できる。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

● 伸縮性に優れたニット・ファブリックをチェアのカバーとして採用することによって通気性能の向上を図り、ワーカーが長時間使用しても快適性が保たれる。● 伸縮性に優れたニット・ファブリックをチェアのカバーとして採用することによって座面から肘掛の部分までを包み、肘部はあたかも座面から自然的に成長した一体感のあるデザインとした。これによって、ユーザーは、家庭でアームチェアに座っているような心地よい感覚を得られる ● 40通りのカラーバリエーションの中から、自由に自分好みのチェアを選択できる。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

使用されている素材はリサイクル素材を50%以上使用し、また”表層材”や”メカニズム”はテストを40.000回以上行っており、摩耗テストなどDIN EN ISO19247-1,105-X121,105-B02などや、エコロジー認定”Oki-Zertifikat"を認定のもと製品化しています。95%以上の素材がリサイクル可能で、高品質な素材と生産過程が商品寿命を保証します。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

Worknestは、技術的とは反対の軸にある情緒的な側面にスポットを当てた、全く新しいコンセプトのオフィスチェアです。Worknestは、個人のユーザーを優しく包み込み、心地よく仕事が出来るデザインと共に、設置されたその集合体が落ち着いた雰囲気をかもし出し、アットホームに感じられるデザインを目指しました。それによって、そこで働くワーカーがポジティブな感情を持ち、主体的な行動をとると考えているからです。現代のオフィスチェアに求められる機能はすべて兼ね備えた上で、それは当たり前のこととし、今後のオープンプラン・オフィスに求められる情緒的な面をデザインに取り入れた革新的なオフィスチェアです。

審査委員の評価

座面から肘掛まで、縫い目なく一気に包まれている造型処理はとても新鮮で今までにない完成度の高いデザインといえる。すわり心地も素晴らしく、色の選択にも気品が感じられた。次世代を予感させる優れたデザインといえる。

担当審査委員| 澄川 伸一   キュー・リーメイ・ジュリヤ   森田 昌嗣   山本 秀夫  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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