GOOD DESIGN AWARD

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CC

2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ミーティングチェア [8346M]
部門/分類
商品デザイン部門 - 文具、オフィス雑貨・家具・設備
受賞企業
株式会社岡村製作所 (神奈川県)
受賞番号
07A10042
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「8346M」は、様々な体格の方でも最適な姿勢で会議ができる座の上下昇降可能なミーティングチェアです。来社したお客様が使用するミーティングエリアは、オフィスの中でもパブリック性の比較的強いスペースであり、ある種の演出が求められます。8346Mは高級感のある張りぐるみの椅子で、来客者の体格に合わせて座面の高さ調節を可能としました。右肘のレバー操作により座面が上下昇降可能で、適度な座り心地と意匠性高い張材により、一般ミーティングスペースから応接用会議室まで幅広くご使用いただけます。また大型キャスターの採用により、座りながらのちょっとした移動も簡単に行えます。

プロデューサー

株式会社岡村製作所 マーケティング本部オフィス製品部 鏡裕二

デザイナー

角道 将人

詳細情報

http://www.okamura.co.jp

開始日
2007年1月
価格

99,800円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

パネル脚をもつミーティングチェアとしてはこれまでにない上下昇降という機能を持たせながら、モダンなオフィス空間に溶け込むシンプルかつ軽快なデザインの実現を目指しました。そのため、機構部を最大限スリム化し、座面下とパネル内部で処理しています。また、アルミのベースが、アクセントとして製品に高級感を与えると共に、強度を保ちつつ機構を薄型化させることにも貢献しています。

デザインのポイント
1.複雑な機構をスリム化し、外観に出すことなく全て座面の下やパネルに内蔵しています。
2.操作性の高い右肘のレバーによって、使用者が調整機能をわかりやすく認識できます。
3.凹凸のある張材とプレーンな張材の張り分けがシンプルなスタイルの中に表情を与えています。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

60mmの高さ調節ストロークによって、あらゆる体格の方にも最適な姿勢で座って頂くことが可能となり、長時間におよぶ会議の疲労を軽減します。また着座した際に自然と手が触れる位置にレバーを配置して操作性を向上させています。ミーティングチェアは不特定多数の方が使用されるため、このレバーが「調整機能を持った椅子」であることを使用者にわかりやすく認識させてくれる役目も果たしています。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

構造部材にはスチールやアルミを使用し、JISの試験基準をクリアする耐久性を有しています。また各部材は分解が可能なため、長期使用の中で消耗した部品のみ交換することが可能です。アルミや再生プラスチックなど、リサイクルに適した素材や再生材を積極的に採用し、環境負荷の少ない製造を実施しています。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

これまでテーブル高さの違いによって合わせる椅子のパターンが限られており、高さ調整機能を求められた場合には回転椅子を提案するしかなかったが、この椅子の開発によって落ち着いた高級感のあるパネル脚タイプでの提案も可能となりました。

審査委員の評価

座の上下昇降機能を備えたミーティングチェア。昇降の動作もスムーズでありながら、座った感触もとてもよい。テキスタイルの選択もよく、通気性がよく、長時間の会議でも快適にこなせる工夫がされている。大型キャスター採用による、取り回しのよさも評価が高い。

担当審査委員| 澄川 伸一   キュー・リーメイ・ジュリヤ   森田 昌嗣   山本 秀夫  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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