GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
プリンタ [Canon PIXUS Pro9500/ PIXUS Pro9000]
部門/分類
商品デザイン部門 - パーソナルコンピュータおよび関連商品
受賞企業
キヤノン株式会社 (東京都)
受賞番号
07A04033
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

プロ/ハイアマチュアの写真愛好家の要求に応えた、A3ノビ/半切対応のプロフェッショナルフォトプリンタである。Pro9500は、顔料インク10色を搭載し、質感溢れるハイレベルの作品表現に優れており、液滴最小3pl、最高解像度4800×2400dpiの粒状感を感じさせない写真プリントを提供する。更に、階調性に優れたモノクロ表現も可能である。Pro9000は、染料インク8色を搭載し、液滴全弾2pl、最高解像度4800×2400dpiの、広い色域と透明感のある写真プリントを提供する。両機種共、カメラダイレクトプリントが可能である。

デザインのポイント
1.プロ/ハイアマチュアの使用頻度に耐えうるよう、高剛性、高耐久性を向上させたデザインとした。
2.給紙トレイ・排紙トレイを収納した状態では、出っ張りの無い、スッキリとしたスタイリングとした。
3.高品位な質感と堅牢性を高める為、トレイの外装カバーに金属を採用した(Pro9500)。
プロデューサー

キヤノン株式会社 インクジェット事業本部 取締役 事業本部長 清水勝一

ディレクター

キヤノン株式会社 総合デザインセンター 所長 酒井正明

デザイナー

キヤノン株式会社 総合デザインセンター 宮原和彦、関根尚史、石橋正昭

詳細情報

http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/index-pro.html

開始日
2007年5月18日
価格

オープンプライス

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

デジタル一眼レフカメラの普及により、撮影した画像を、作品として扱うユーザーが増加してきている。このような、プロやハイアマチュアのカメラマンの期待に応えた、プロフェッショナルフォトプリンタをデザインすることに主眼を置いた。プロの厳しい目にもかなう「作品画質」を提供するフォトプリンタに相応しい高品質感に加え、堅牢性を高めた高剛性ボディは、ハードなプロユースに耐えられるように仕上げたものである。

デザインのポイント
1.プロ/ハイアマチュアの使用頻度に耐えうるよう、高剛性、高耐久性を向上させたデザインとした。
2.給紙トレイ・排紙トレイを収納した状態では、出っ張りの無い、スッキリとしたスタイリングとした。
3.高品位な質感と堅牢性を高める為、トレイの外装カバーに金属を採用した(Pro9500)。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

1)操作キーは、手が不自由な方でも、ペン等で押しやすいように、凹球R形状とした。2)給紙トレイ・排紙トレイは、利き手に関係なく、左右どちらの手でも開閉できるようにした。3)給排紙の延長トレイは、引き伸ばした状態でも、ユーザーに圧迫感を与えないように、透明材を使用した。4)カメラをケーブルで接続しやすいように、カメラダイレクトの端子は正面に配置した。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

廃インク吸収体の容量を大幅アップ(従来機の約1.6倍)することで、製品寿命を長くしている。各色インクタンクを個別に交換可能にすることで、廃棄インクタンク量を低減すると同時に回収リサイクルを実施している。外装カバーは、スナップフィット方式を採用し、簡単に分解することができリサイクルしやすい構成である。グリーン購入法に適合した環境配慮型商品である。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

プリンタの前面から手差しによるスイッチバック式のフロント給紙を行う際、リアトレイを開けるので、壁面からプリンタを前方へ離す必要がある。その場合には、正面下部の左右にある手掛かり部を持ち上げて、後部にあるタイヤで、プリンタ本体を移動させることが可能とした。また、両手で持って、運搬する際、掴みやすくするために、本体と床面の間のスペースを確保し、そのスペースに、DVD/CDレーベル印刷用のトレイを収納できるホルダーを設けた。

審査委員の評価

銀塩フィルムとその関連領域の縮小により、プロやハイアマチュアのカメラマンもデジタルカメラに移行せざるを得ない状況になっています。本機は、これまでのPIXUSのデザインランゲージを踏襲しながらも、その様なユーザの期待する作品品質を満たす性能と、ハードなプロユースに耐える堅牢性を持った製品に仕上がっている点が評価されました。

担当審査委員| 安次富 隆   紺野 登   佐々木 千穂   戸谷 毅史  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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