GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
フラム (IGA COMPLEX) [三重県伊賀市上野茅町2668-1]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
上野ガス株式会社 (三重県)
木津潤平+佐々木龍一+小堀哲夫/ファイフレーム (東京都)
株式会社佐々木設計事務所 (東京都)
受賞番号
06B01059
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

新しい複合施設の空間構成を創出している。ショールーム・料理教室・テラス・カフェの各エリアが1200mmピッチに並べられた集成材の「フレーム」によって形作られ、重なり合いながら連続的に展開する。立ち並ぶフレーム以外の障壁がないため、利用者は空間の中を自由に移動しつつ、好みの居場所を定めることが出来る。施設は基本用途以外に、ギャラリーやイベントホール、パーティスペース等、多彩な市民活動の場となることを想定しており、利用形態によって求められる空間はその都度、「フレーム」を手がかりとして境界ラインを自在に選択する形で決定される。伸縮自在な空間が市民活動の受け皿となり、街づくりの核となる場を提供する。

プロデューサー

上野ガス株式会社 木津龍平(代表取締役)、志賀俊介、小林累美、中井恵子、釜井正 ファイフレーム

ディレクター

木津潤平+佐々木龍一+小堀哲夫/ファイフレーム

デザイナー

木津潤平、佐々木龍一、小堀哲夫、西村和哉(ファイフレーム) 構造設計 中田琢史(リズムデザイン)

左から木津潤平 小堀哲夫 佐々木龍一

開始日
2006年6月1日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

新しい空間体験こそが、施設の活性化や、まちの活性化につながると考えた。訪れる人々に対して、限りなくシームレスな空間体験の場を創出している。「フレーム」の覆いのなかを、自由に出入りし、回遊しながら、気配や奥性を感じ、つぎつぎと新しい発見やきっかけを生むような空間を実現している。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.日常的な展示においては、「ガスのある豊かな暮らし」を提案するにふさわしい空間性が求められた。同時に、コンサートホールやアートギャラリーとしての使用など、多彩な利用形態を受け入れる可変性も必要とされた。
2.市街地活性化の核として、いかに多くの人を呼び込むか。訪れた人を縦に長い敷地の奥までどう引き込むか。引き入れた人がどれだけその空間に長く留まっていられるか。人と人の自然な出会い、交流をどう演出するか。
3.上野ガスという企業の顔となり、地域のランドマークともなるような、斬新なデザインであること。同時に、歴史ある城下町に相応しい品格を備えたデザインであること。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

ショールーム・料理教室・カフェの日常利用に対し、ホールやギャラリー、パーティスペースなどの非日常的な利用形態をどう重ね合わせるか。多目的な利用に対応しながら、如何に個性のある空間を作るか。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

建築の中を自由に動けるような流動性の獲得。極力壁で仕切らない空間構成でありながら、同時に個々のスペースがヒューマンなスケールで分節された居心地よい空間となる、という相反し矛盾する要求をどう実現するか。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

今までの建築デザインにはない構成でありながら、子供が絵に描けるような、シンプルで力強いインパクトのある外観デザイン。 同時に威圧感のない親しみやすいスケール感のあるボリューム構成を実現する。

審査委員の評価

プレゼンテーションが非常によく、建築の魅力が良く伝わりました。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   北山 恒   黒崎 輝男   難波 和彦  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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