GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
プラウドシティ大泉学園 [東京都]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
野村不動産株式会社 (東京都)
三井物産株式会社 (東京都)
株式会社新日鉄都市開発 (東京都)
受賞番号
06B01042
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

当計画は大泉学園の東に位置し、映画会社が所有していた敷地の一部を403戸の集合住宅として開発したものである。敷地が東西約250m、南北約60m?90mと東西に長く、北側には大泉井頭公園を源流とする白子川が流れている。映画スタジオがあったことから、周囲の住宅地とは法的条件も違っていた。地理的条件や地域文化・地域環境を生かし、街にとけ込んだ集合住宅とすることを念頭におき、日々の生活の一つ一つを映画のシーンのように捉え、シーンを演出する舞台とは何かを思索した。それは、住棟内に留まることなく街へと広がっていくように、桜並木の再生や橋詰め広場の整備、隣接する保育園との一体的整備につながった。

プロデューサー

野村不動産株式会社 住宅カンパニー 取締役事業開発四部長 宮嶋誠一+三井物産株式会社 都市開発事業部マンション事業室営業部長 森田倉平+株式会社新日鉄都市開発 住宅事業部長 林英治郎

ディレクター

野村不動産株式会社 住宅カンパニー 事業開発四部 課長 小松久悦

デザイナー

総合監修 南條設計室 南條洋雄+照明監修 近田玲子デザイン事務所 近田玲子+色彩監修 クリマ 吉田愼悟+ランドスケープ監修 カサベルデ 大塚守康

南條設計室 南條洋雄

開始日
2005年11月
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

この地は、長らく映画の街として親しまれてきた。隣接する撮影スタジオは、閉ざされた空間から世界へと続く夢のおもちゃ箱である。私達が求めたものは、そのような夢の空間に触発され、住環境へと実像化させることであった。「風景の物語」ともいうべきシーンの連続性をコンセプトに人々が喜びをもって住まう、夢をもって住まう為のデザインを試みた。楽しく住まうことが、人を豊かにさせ、街を豊かにさせ、街を魅力的にさせる。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.シーンを演出する為に、日々に彩りを与えるしつらえと、住民の様々なアクティビティに対応出来る空間を創造すること
2.白子川沿いの再生に積極的に参画し、地域環境資産を高め、地域に開かれたコミュニティ空間を提供することにより、街の活性化に寄与すること
3.地域に調和させ、地域の指標となる住環境を創出すること
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

シーンを演出するデザイン:「何気ない日々の喜びや楽しみが人生を豊かなものにする」をテーマに、生活に輝きを与える空間・ランドスケープ・照明・色彩を展開すること

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

地域と交わるデザイン:地域に開かれた広場や公開型の歩行者空間を設けること。セキュリテイを保ちつつ、それらと中庭や集会施設とを繋げ、地域のイベントにも活用できる仕掛けをつくること

デザインが技術・販売等に対して行った提案

街並みをつくるデザイン:川に近づくにしたがって建物の高さを抑えることや、沿道に対してのファザード表現を重要視すること。また、隣地の保育園とオープンスペースを共有し、デザイン調整を行うこと

審査委員の評価

地域に開かれたパブリックスペースを設けたことが面白い試みである。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   北山 恒   黒崎 輝男   難波 和彦  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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