GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
オフィスチェア [ネオス]
部門/分類
商品デザイン部門 - 文具、オフィス雑貨・家具・設備
受賞企業
Wilkhahn, Wilkening + Hahne GmbH + Co (Germany)
ウィルクハーン・ジャパン株式会社 (東京都)
受賞番号
06A10053
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ワンサイズ・ワンモデルで、あらゆるユーザーにそしてあらゆるシーンに適応する多機能チェア。複雑な操作を必要としない直感的な操作性や、場所を選ばないシンプルなデザインが、働くための最適な環境をもたらしてくれます。シンクロ・アジャストメント機構を搭載した弾力性とサポート性を装備したシェルは、ウィルクハーンが提唱し続けている“ダイナミック・シッティング”(身体の自然な動きを妨げない座り)を実現し、あらゆる体型、あらゆる姿勢に対応します。これまで追求してきた人間工学を考慮したデザイン性や機能性をより進化させながらも、きわめてコンパクトに集約させて具現化したチェアです。

プロデューサー

ウィルクハーン社 社長 ヨハン・ハーネ

ディレクター

ヴィーゲ社 社長 ミヒャエル・イングリッシュ

デザイナー

ヴィーゲ社

ウィルクハーンのデザイン・開発を手がけるヴィーゲ・デザイナー

詳細情報

http://www.wilkhahn.co.jp

開始日
2006年6月8日
価格

102,900 ~ 111,300円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

あらゆる体型の人に同等のサポート機能と最適の座り心地を提供することは、オフィスチェアに最も求められていることではないか?ハイレベルな柔軟性が要求されるオフィスワークにおいて働く環境の創造は、働く意欲を高め、何よりも仕事の能率を高めてくれます。ネオスは、ウィルクハーンが長年追い求めてきた「Dynamic sitting」という信念をもとに、現代のオフィス環境に求められる要求を満たすよう開発しました。

デザインのポイント
1.ダブルシェル構造を採用し、複雑な機構が一切見えないすっきりとしたシンプルなデザインを実現している。
2.バックレスト、シートメカニズム、アームレストは個々に調節可能であるが、全体的に調和がとれている。
3.はっきりとした輪郭を描くように縫製されたクッションは、控えめでありつつ上品な造形を可能とした。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

多機能チェアでありながら複雑な操作は一切なく、各調節機能はユーザーが直感的に行えるようシンプルな操作性を目指しています。背もたれは手で持って押し上げることで高さ調節が可能で、座面の奥行きは座面前部を持ってスライドさせるだけで調節できます。3Dアームも、直接触れることで高さ、幅、奥行き調節が可能です。またリクライニングのテンション調節は、座面下にあるクランクハンドルで座ったまま簡単に行えます。これらの調節機能は、個々に動作しつつ全体的に調和がとれており、且つ煩雑になりがちな機構部分も一切見えない一貫したシンプルなデザインで、誰にもどんな空間にも容易に対応可能にしています。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

製品開発において流行に左右されないロングライフなデザインであり、部材を極力最小限にし、容易にメンテナンスできるようパーツを簡単に取り外せる構造としています。また、廃棄段階での対応については、材料ごとに分類され、リサイクルおよび適切に廃棄処理されます。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

現代の多様化するワークスタイルにおいて、快適な座り心地のチェアは、働く意欲を高め、仕事の能率を向上させる重要な要素の一つです。さらに、直感的な操作性、場所を選ばないシンプルなデザインは、働くための最適な環境をもたらしてくれます。そうしたハイレベルな柔軟性が要求されるワークスペースに対応させ、さまざまな体型のユーザーに適応し、必要不可欠な機能性をコンパクトに集約してシンプルなデザインで実現した“ネオス”は、集中力を高め、新たな可能性へと導くソリューションとなるのです。

審査委員の評価

説明を聞かなければ機能操作が分からないという、きわめて不自由なオフィス・チェアが多い中で、誰でも直感的な動作で調節できるようにするという開発意図は明快である。背もたれは持って押し上げるだけ、シートは座面の前部を持ってスライドするだけ、と座ってすぐに使いこなせるようになる。しかもダブルシェル構造を採用し、背部をすっきりさせて、シンプルで上品な外観を作り出している。またファブリックを用いた背と座のクッション性もよく、座り心地が大変良いことも評価された。

担当審査委員| 益田 文和   久保 雅義   船曳 鴻紅   森田 昌嗣  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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