GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
高機能ワークチェア [ハーマンミラー セラチェア]
部門/分類
商品デザイン部門 - 文具、オフィス雑貨・家具・設備
受賞企業
ハーマンミラージャパン株式会社 (東京都)
受賞番号
06A10052
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

エルゴノミクスに基づいて開発された高機能ワークチェア。座面および背もたれに、サポート性・快適性に優れるハーマンミラー社独自の素材構造「セルラーサスペンション」を採用。「セル」と「ループ」から成るポリマーで構成され、柔軟性に富み、体圧を均等に分散させるため、優れたサポート性と快適性を持ち合わせている。他、人の姿勢の変化に合わせて自然に連動する「ハーモニックチルト」機構や、背骨が理想的な形状である緩やかなS字状カーブを描くよう促す「ポスチャーフィット」機構、各種調節機能を装備し、座る人や使う場所を問わないフィット感を提供。また、製品部材の99%がリサイクル可能と、環境にも配慮している。

プロデューサー

ハーマンミラー

ディレクター

ハーマンミラー

デザイナー

ジェローム・カルーソ

ジェローム・カルーソ

詳細情報

http://www.hermanmiller.com/japan

開始日
2006年7月10日
価格

99,750 ~ 113,400円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

工業技術を駆使した「インテリジェント」な素材で、究極の座り心地を追求した。小さな「細胞(セル)」にスプリングのようなループを結合してサスペンション構造をつくり、人が動くたびにかたちを自在に変える、水のような座り心地を実現しようとした。また、環境的にも自然に回帰するものを目指した。

デザインのポイント
1.部位により異なる深さの「ループ」で柔軟度の度合いを調整した「セルラーサスペンション」機構。
2.座面と背もたれが人の姿勢の変化に合わせて自然に連動する「ハーモニックチルト」機構。
3.腰椎への負担を軽減し、背骨が理想的な形状を描くよう促す「ポスチャーフィット」機構。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

多様な体型に合ったサポート性・快適性を実現するために装備した各種調節機能を、使いやすく、わかりやすくした。例)リクライニングの範囲設定、座面の前傾設定のレバーを椅子のかたちにする等。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

製品の寿命を長くするために、安全な素材を使用。環境に負荷を与えない最大のポイントは、商品寿命が長いこと。セラチェアの保証期間は12年間(ガス圧シリンダーのみ2年間)。製品の99%が再資源化可能。リサイクルのために分解に要する時間は5分以内。

審査委員の評価

アーロンチェアに代表されるように、このメーカーは独自の素材開発で他社の追随を許さないイノベイティヴなオフィス・チェアを生み出してきた。このセラチェアもまた、「セル」と呼ばれる樹脂の構成単位に、スプリング機能をもたせた「ループ」を結合してサスペンション構造とした独自の開発で、エルゴノミクス的にすぐれている。またエコロジーの観点からも、リサイクル性が高いだけでなく、メーカーの保証期間を12年としてユーザーが長く使用する環境を整え商品寿命を長くしたことは、特筆に値する。樹脂でこれだけのものはなかなか出来ない、と高く評価された。

担当審査委員| 益田 文和   久保 雅義   船曳 鴻紅   森田 昌嗣  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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