GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|中小企業庁長官賞

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受賞対象名
ポット(水出し茶用) [加賀棒茶水出し用ポット(ティーバック用)]
部門/分類
商品デザイン部門 - 調理・食卓商品
受賞企業
株式会社丸八製茶場 (石川県)
受賞番号
06A06012
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ペットボトルの普及により、冷ドリンク、特にお茶を飲む人が増えました。気軽に飲める缶やペットボトルのお茶。しかしその原材料名にある“ビタミンC ”は、酸化防止剤アスコルビン酸です。このような添加物の入ったお茶ではなく、「本物」を味わってほしい…という強い思いから、『加賀棒茶水出し用ポット』を開発しました。焙じ茶は熱湯でいれるのが一番おいしいとされていますが、良い原料からつくられた焙じ茶であれば、水から出しても充分味や香りを楽しめます。一番摘みの良質の茎を芯から浅く焙じあげた献上加賀棒茶は、水出しでおいしく飲めます。これをもっと広めることで、より多くの人たちに本物をおいしく飲んでいただきたい。

デザイナー

有限会社川上デザインルーム 代表 川上 元美

開始日
2006年6月
価格

2,100円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

プラスチックの容器ではなく、ガラスの蓋にシリコンのリング状ストッパーを取り付け、そのままで冷茶を注げるように留意しました。香りの高い冷茶を美味にいただくように、そして涼しげな演出を心に描きながら、細身の円筒型でシンプル、女性の手にも馴染む、楚々としたガラスの冷茶用ポットの佳品に仕上がりました。

デザインのポイント
1.ガラス蓋と本体をシリコンゴムの摩擦で勘合させて、そのまま注ぐことができる。
2.卓上でシンプルなシリンダーラインは、清楚で冷茶のうまさを助長する。
3.ガラスは耐熱ガラスを使用し、冷茶用ではあるが、洗浄時の熱湯にも耐えられるようにしている。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

大味な厚手のガラスや把手の使用を避け、女性の片手でも注げる容器の大きさと繊細な味の表現をイメージした美学が盛り込まれている。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

廃棄に関しては、ガラスとシリコンのみで分解等は容易である。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

ガラスは耐熱ガラスを使用し、冷茶用ではあるが洗浄時の熱湯にも耐えるようになっている。

審査委員の評価

ペットボトルのお茶でなく「本物」の上質なお茶を、手軽においしく飲んでもらおうというコンセプトが良い。おいしく飲みきれる3杯分というサイズも適切で、シンプルな形状も美しい。「加賀棒茶」というブランド品を身近なものにし、お茶文化及び地域の産業を活性化する可能性も考えられ、高い評価に値する。

担当審査委員| 和田 達也   岩崎 一郎   芝 操枝   左合 ひとみ  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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