GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

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受賞対象名
顕微鏡 [ニコン ネイチャースコープ ファーブル フォト]
部門/分類
商品デザイン部門 - カメラ、デジタルカメラ
受賞企業
株式会社ニコン (東京都)
株式会社ニコンビジョン (東京都)
受賞番号
06A03075
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ミクロの世界を観察する楽しみを提供してきたファーブルシリーズ。本製品はニコンのデジタルカメラ「COOLPIX」シリーズを撮影専用光路に取り付けることで、倍率20倍で実体顕微鏡ならではの立体的な観察をしながら、同時に撮影記録を可能とした。

ディレクター

株式会社ニコン 映像カンパニーデザイン部 橋本 信雄

デザイナー

株式会社ニコン 映像カンパニーデザイン部 塚本 千尋

左から橋本信雄、塚本千尋

詳細情報

http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2006/0221_fabre_08.htm

開始日
2006年6月29日
価格

88,000円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

大人から子供まで、野外に持ち出して自然観察を本製品と一緒に楽しんだり、学習部屋や書斎で観察、研究の道具として使ってもらいたいと思いました。未来の科学者たちへ、かつての昆虫少年へ。普段使っているデジタルカメラでミクロの世界を観察・記録できる楽しみを提供します。

デザインのポイント
1.ヘッド部を回転させて任意の位置で観察できる。180°回転させて収納時の高さをコンパクトにできる。
2.デジカメ取り付け時のバランスと撮影画像への影響を考慮し、メタリックと無彩色のツートンカラーとした。
3.デジカメ取り付け時、単独使用時、どちらでもバランスのとれたデザインとした。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

本体、デジタルカメラ、ブラケットの一式を気軽に、簡単に野外へ持ち出せるように、本体同梱販売のキャリングケースとショルダー・ハンドストラップのデザイン開発を行った。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

環境保全に寄与する植物材料プラスチックをボディの多くの部分に採用している。また、鉛やヒ素を使用しないエコガラス、鉛フリーはんだ等も採用し、製品全体で環境への影響に配慮している。

審査委員の評価

野外観察顕微鏡という、単機能の製品に対してデジタルカメラを装着可能としたことで、高倍率で見たものをさらに最大70倍で撮影し高解像度で残す、といった幅広い用途を可能とするデザインである点を高く評価した。またヘッド部が180度回転することでコンパクトになるだけでなく、大きな対象物も撮影可能となり大人から子供まで様々なミクロアートの世界感を簡単に体験できる点は、新しい価値観を創出したと言える。

担当審査委員| 高尾 茂行   奥山 清行   國澤 好衛   武田 徹   戸島 國雄  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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