GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
腕時計 [SEIKO スポーチュラ SLQ021]
部門/分類
商品デザイン部門 - 身のまわり商品
受賞企業
セイコーウオッチ株式会社 (東京都)
受賞番号
06A01026
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

海外市場向けSEIKOブランドのモータースポーツをテーマにした「Sportura(スポーチュラ)」シリーズのイメージリーディングモデル。SEIKOオリジナルのキネティッククロノグラフ(自動巻き発電)キャリバーを搭載したスポーツウオッチ。HONDAレーシングF1チームとの協働により開発。クロノグラフ機能を強調した文字板が特徴。ステンレススチールケース、100M防水。サファイアガラス。

プロデューサー

セイコーウオッチ株式会社 海外セイコー商品企画部 課長 大竹秀樹

ディレクター

セイコーウオッチ株式会社 デザインセンター 主事 金田重年

デザイナー

セイコーウオッチ株式会社 デザインセンター 鎌田淳一

詳細情報

http://www.seikowatches.com/sportura/index.asp

開始日
2006年8月
価格

5,700US$ (US$)

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

従来のクロノグラフ腕時計の枠組みにとらわれずにセイコー独自のキネティッククロノグラフ(自動巻き発電)キャリバーの特徴を最大限表現することを意識してデザインした。又、モータースポーツのシーンを想起させるデザインを実現することで、所有する人へ高い満足感を提供できる商品になるよう思いを込めた。その為に、ケースの表面仕上を明確にする構造やブレスレット部分の異素材組合せなどディテールにこだわりを持った。

デザインのポイント
1.6枚のカーブガラスを使用してスポーツカーのヘッドライトを想起させたフェイスデザイン
2.ブレスレットやダイアルに軽量で強靭なカーボンパーツを多用し、モータースポーツイメージを強調した点
3.スポーツカーの軽量パーツをイメージさせる細部までこだわったクロノグラフ秒針の形状
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

クロノグラフ機能の針が重なって見えづらくならないよう、それぞれ独立したダイアルに針を配置した。これにより、計測時の判読性を向上させた。また、従来に比べ大きなケースを腕にフィットさせるよう入念なシミュレーションを行いながら設計をした。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

キネティックキャリバー(自動巻き発電機構)を採用することにより、バッテリーフリーと精度の向上を実現した。また、キズのつきにくいサファイアガラスを採用し、長く使えるよう配慮した。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

ウオッチのテーマ性を明確にするため、自動車メーカーとのコラボレーションを企画部門に提案した。結果、HONDA RACING F1チームとの協働が実現し、F1マシンに実際に使われたギアを商品に同梱して販売することとなった。

審査委員の評価

衝撃的なインパクトを与えた前モデルを進化させたクロノグラフを強調した独創的なデザイン、デザインの表現に挑戦している点が評価できる。

担当審査委員| 國本 桂史   倉方 雅行   サイトウマコト   廣田 尚子  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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