GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
国立科学博物館新館二期展示 [メディアデザインと空間デザインの融合により、人とモノと科学がふれあうユニバーサルミュージアム]
部門/分類
コミュニケーションデザイン部門 - コミュニケーションデザイン
受賞企業
丹青社・乃村工藝社設計共同体 (東京都)
受賞番号
05C01036
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

国立科学博物館の上野地区の本施設は昭和初期に建設された本館と戦後に増築された幾つかの建物で構成されていましたが、本館以外の建物が整理統合され、新館として建設されました。博物館の使命ともいえる実物資料をしっかり見せることをデザイン発想の原点とし、展示デザインは黒子に徹していますが、その物がもつ科学的な意味をあらゆる人に分かりやすく、楽しく伝えるというユニバーサルな情報サービスは、最新の展示技術とIT技術の融合によって実現しています。また、スタッフによる様々な活動のスペースを設け、単なる展示室ではない、人とモノ、人と科学、人と人が出会うアクティブ・サイエンス・コミュニケーション空間となっています。

プロデューサー

独立行政法人 国立科学博物館

ディレクター

丹青社・乃村工藝社設計共同体 宮田昭男、稲垣博、高橋久弥、草刈清人、斎藤恵理、広沢公太郎、高橋学 大塚孝二、佐藤尚

デザイナー

丹青社・乃村工藝社設計共同体 押木秀雄、森誠一郎、斎藤克己、小泉百合、芦田光代、小澤亜紀、加藤剛、亀山裕市、菊谷有希子、吉田秀一、藤崎治郎、石川明夫

丹青社・乃村工藝社設計共同体のコアメンバー

詳細情報

http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/

開始日
2004年11月2日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

従来型博物館のような学術体系からではなく、来館者にとって理解しやすい[意味のかたまり]を情報の基本単位とし、最新のIT技術、展示技術を駆使しながら、展示空間への編集作業をしました。また、あらゆる利用者が自由に楽しく探求でき、科学との出会い、人とのコミュニケーションを創出する[メディアデザインと空間デザインの融合]を目指しました。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.あらゆるニーズにきめ細かく対応しうる情報サービス。
2.従来の博物館のような文字による解説パネルを極力なくし、実物資料に視線が集まる展示の実現。
3.大型博物館としての動線の選択性と休憩機能。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

学術体系による解説システムではなく、来館者にとっての分かりやすさを追求した「意味の塊」Chunkを基本単位とした展示情報のリデザイン 

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

最新の展示技術、IT技術を駆使した、情報デザインと空間デザインの融合によるヒューマンコミュニケーションのサポート

デザインが技術・販売等に対して行った提案

情報のユニバーサルデザイン

審査委員の評価

博物館として展示物のコミュニケーション計画が堅実であり、かつ美しい。最新のテクノロジーも導入されているがそれを表に出さず、あくまで来館者の知的好奇心をサポートするスタンスが徹底されている展示デザインである点を評価した。

担当審査委員| 永井 一史   佐藤 可士和   佐藤 卓   三木 健  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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