GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。 (C)JDP All rights reserverd.

受賞対象名
人にやさしく地域に根ざした福岡市営地下鉄七隈線 [福岡県福岡市西区橋本?中央区天神]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 環境デザイン
受賞企業
ジーエータップ (福岡県)
株式会社西日本電機器製作所 (福岡県)
受賞番号
05B02016
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

2005年2月に開業した福岡市営地下鉄七隈線は、市西南部の住宅地から都心部まで約12kmの間に16の駅をもち、小断面の軌道と鉄輪式リニアモーターシステムの車輌が導入された。2本の既設線はビジネス色の濃い路線であるのに対し、3本目となる七隈線は郊外から住宅街を貫く、生活色の濃い路線である。快適で使いやすい地下鉄を実現するために、土木、建築、設備等の各領域の専門が、同一の思想とコンセプトの元にトータルデザインの考え方を貫いた。

プロデューサー

福岡市交通局

ディレクター

福岡市地下鉄デザイン委員会 社団法人日本サインデザイン協会デザイン検討部会

デザイナー

福岡市地下鉄デザインチーム

詳細情報

http://subway.city.fukuoka.jp/

開始日
2005年2月3日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

七隈線は、西南部の住宅地から都心部まで約12kmを16駅で結ぶ生活色の濃い路線である。このプロジェクトの特徴は、「人間基準」つまり利用者の支店で最適なものを造り出すために、各分野が専門的技術の垣根を越えて横断的にトータルデザインに取り組んだことである。そして、決して派手ではないが、パブリックデザインのスタンダードとして、統一感があり普遍性と地域性を強く意識した地下鉄となったことである。

使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

「ヒューマンマインド」:人に優しく、快適で使いやすい地下鉄の実現 ○狭さ、暗さを和らげ、快適で使いやすい地下鉄のデザインの開発 ○ユニバーサルで誰でも平等に使いやすい地下鉄のデザインの開発

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

「コミュニティマインド」:個性的で地域の人々に親しまれる地下鉄○未来の福岡市にふさわしい、七隈線全体の個性的なデザインの開発○各駅に個性があり、地域の人々に愛され親しまれるデザインの開発

デザインが技術・販売等に対して行った提案

「アドバンストマインド」:新しい価値観と技術による先進的な地下鉄 ○既存の価値観にとらわれず、新たな試みを採り入れたシステムとデザインの開発 ○最新の技術や素材を採り入れた魅力的なデザインの開発

審査委員の評価

地域に根ざした地下鉄の新規導入に当たって、明快なグランドデザインに基づき、土木、建築、工学、デザイン等々の各専門の参加することにより、駅、車両基地、車両などと、横断的にトータルなデザインが成された稀なプロジェクトであり、パブリックデザインのベーシックスタンダードである。

担当審査委員| 北山 恒   川上 元美   内藤 廣   韓 亜由美  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

ページトップへ