GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
日本大学理工学部船橋校舎14号館 [千葉県船橋市習志野台7-24-1]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
日本大学理工学部 (千葉県)
株式会社日本設計 (東京都)
受賞番号
05B01067
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

日本大学理工学部14号館は、学生の教育・生活の中心であるとともに、既存校舎群の新たな中心となる重要な施設として計画された。外装のガラスファサードと見通しの良いガラス張りの教室は、「社会に開かれた大学」を象徴しており、透明性の高い1階学生ラウンジは、既存の桜並木と新しく生み出された広場空間の一体化を実現している。また変化の激しい大学の多様なニーズに対応できるように、全教室のIT化とフレキシビリティの高い校舎として長寿命な施設を目指した。さらにものづくりを目指す理工学部の校舎として、自然エネルギーの利用、トグル制震装置等の最新技術を直接学生の目に触れるよう視覚デザイン化している。

プロデューサー

日本大学理工学部 学部長 小嶋勝衛

デザイナー

日本設計:第3建築設計群 大野二郎、シニアアーキテクト 松本成樹 日本大学理工学部船橋校舎14号館学部側設計監理委員会:高宮眞介教授、石丸辰治教授、早川 真教授、坪山幸王教授

左より大野二郎、松本成樹

開始日
2004年3月27日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

「開かれた大学」をフィジカルな面で具現化するために、「見せる」建築をテーマに教室では、あえて広場のある南側に階段・廊下等の共用部を配置し、それらを極力透明性の高いしつらいとし、廊下の壁をガラスパーティションとすることで、共用部も含めた明るく開放的な教育環境を実現している。また、「見せる」建築の延長として、ソーラーチムニーやトグル制震装置などのテクノロジー要素の積極的な視覚化・デザイン化を試みた。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.新駅開通に伴い、従来の裏門が正門へと変わったため、キャンパス再構成の為の中心施設として、既存のRC板状教室群、煉瓦外装共用施設群との調和を図りつつ、新しい校舎をキャンパスにはめ込む必要があった。
2.学生の大学生活の充実を図るために、魅力ある共用部の創造とフレキシビリティ高い学習スペースの計画が望まれた。
3.理工学部の校舎として、地球環境への配慮と、学生の安全性を守るための充分な耐震性能を持つことが望まれた。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

既存の校舎群の空地は広場機能が乏しいため、新たな広場を生み出す棟配置と、広場や、桜並木などの外部空間と内部空間とが連続・一体化する透明感のある校舎建築の実現をテーマとした。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

「開かれた大学」を施設デザイン側としても具現化するとともに、学習スペースだけでなく廊下や縦動線などの共用部も含めて快適でコミュニケーションが図れる見通しのよい明るく開放的な空間作りをテーマとした。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

理工学部の校舎として、自然エネルギーの活用や最新の耐震技術の積極的採用によるサスティナビリティーの実現とそれら最新技術の視覚化をテーマとした。

審査委員の評価

今までの大学のイメージに変化を与え、まじめに取り組んだ自然エネルギーの利用が、デザイン的に見事にまとまっている。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   黒崎 輝男   塚本 由晴   吉岡 徳仁  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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