GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
時事通信ビル [東京都中央区銀座5丁目15番8号]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
株式会社時事通信社 (東京都)
鹿島建設株式会社 (東京都)
受賞番号
05B01057
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

世界のニュースをリアルタイムに取材・編集・配信する国際通信社の本社機構と、マスメディア各社がテナント入居するオフィスビル。低層部には広く一般に利用される多目的ホールやカフェなど、銀座の街並を継承発展させる商業文化交流施設を持つ。舗道の拡張・緑化など、総合設計制度による都市整備を行った。

プロデューサー

株式会社時事通信社 代表取締役社長 若林清造

ディレクター

KAJIMA DESIGN 本部次長 森島清太

デザイナー

KAJIMA DESIGN グループリーダー 北 典夫

KAJIMA DESIGN グループリーダー 北 典夫

詳細情報

http://www.jiji.com/

開始日
2003年11月1日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

今日のオフィスビルは空調・照明・建材などの技術発展により、どこでも何時でも安定した就労環境を提供できるが反面、気候風土や街並との係わり合いは薄くなっている。また、それはほとんど工業製品のようであり、新品の時が一番美しく、経年により劣化してゆく。これからはオフィスビルにも自然光を入れ、風を通し、美しく歳を重ねる素材を使い、都市や自然環境と交感するという、建築の本来の良さを少しでも取り戻したいと思う。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.通信社業務の中枢を担う編集報道機能を重視して、広く整形で、フレキシビリティの高い、防災安全信頼性の高いオフィスフロアの構築。
2.情報メディア企業として、人々と交感し、街並と調和し、都市の賑わいを創出する文化交流施設の導入。
3.24時間稼動オフィスに対応した省エネルギー化。通信社機能を常に確実に担保する防災安全性、ITシステムの信頼性。報道機関として地球環境保全などへの社会的な取組み。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

分散コア型プラン・4面採光・高い天井高による、広く整形で明るく開放感のあるオフィスフロアの実現。無柱空間化・機能更新・用途変更への対応。業務特性に合わせたオリジナル・オフィスデスクシステムの新開発。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

歌舞伎座や新橋演舞場という立地環境に呼応する多目的ホール、街の交差点に面したテラス・カフェ、広い歩道空間の提供など街並への開放と連続。館内全てのオフィスワーカーの交流を高める、最上階の中庭とサロン。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

窓を開けて、外気と風と街の賑わいを室内に取り込むことのできる新型エアフローウィンドウの開発と。サービスコアにも眺望や光や風を取り組む分散分節コア。館内のどこでも何時でも「外」を感じられるオフィス。

審査委員の評価

ブラインドの採用により、事務所空間に安らぎを与えている。まとまり感があり、すっきりとした商業空間となっている。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   黒崎 輝男   塚本 由晴   吉岡 徳仁  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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