GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
歯面清掃器 [クイックジェットエム]
部門/分類
商品デザイン部門 - 医療機器・設備
受賞企業
株式会社ミクロン (Japan)
株式会社吉田製作所 (Japan)
受賞番号
05A10046
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

歯面についた汚れを除去する歯面清掃器です。歯医者さんや歯科衛生士さんがタバコのヤニ、コーヒーや紅茶の茶渋などの着色やステイン、歯周病の原因となるバイオフィルム等の歯面についた汚れを取り除くことで、歯本来の白さを取り戻し歯の健康を促進します。この歯面清掃器は歯科用ユニットから伸びるタービンホースに接続して使用するので、限られた治療空間で効率的に操作できます。タービンホースから供給される圧縮空気によって発生するジェットストリームが、ブラシの届かない歯と歯の狭い隙間や臼歯の裂溝に付着した汚れを取り除きます。審美歯科治療や予防治療の一環として、歯面清掃器クイックジェットMは欠かせません。

プロデューサー

株式会社ミクロン 開発部 部長 竹下三郎

ディレクター

株式会社吉田製作所 テクニカルセンター デザイン室 課長 深澤太郎

デザイナー

株式会社吉田製作所 テクニカルセンター デザイン室 中島亮太郎

開始日
2005年9月21日
価格

148,000円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

歯に付着した汚れ(主にプラークや茶渋)を除去する歯面清掃器です。従来の円筒形状のインスツルメントと比較して、重量バランスの向上と指先にかかる疲労を解消させるために、手に触れる面積を広く設けて荷重の分散を行ったことで、医師や衛生士への負担を軽減させています。

デザインのポイント
1.手に触れるボディ部の面積を従来より広くしたことで、かかる重さを軽減しています。
2.先端グリップを従来より太くしたことで、使用中の安定感を向上させています。
3.無機質になりがちな治療器具の形状に表情を持たせ、患者の心理的不安を軽減しています。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

透明なキャップの表示部は、ボディの黒とパウダーの白の両方にも読みとれるグレー色としています。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

パーツは取り外しが可能で交換して使用できるほか、各素材はリサイクル可能です。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

商品ロゴ、既存パッケージの変更を行い、付属品に統一性を与えました。

審査委員の評価

高品位で美しいフォルムが評価された。しかし、実際にタービンホースを装着し、背後からの引っ張りの張力が派生した時に持ちやすさのポイントは保たれるのかが、判断しずらかく、議論の対象となったのだが、本体の重さを敢えて重くして、引っ張り応力とのバランスを取っているのだと判断し合格とした。

担当審査委員| 村田 智明   奥山 清行   河原林 桂一郎   渡辺 誠  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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