GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
検電器 [検電器 3120]
部門/分類
商品デザイン部門 - 作業工具、産業機械、搬送機器・車両/試験機器
受賞企業
日置電機株式会社 (長野県)
受賞番号
05A08014
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

電線や電子機器などの活電状態を確認するチェッカ。ケーブルの上などで電圧の発生を確認して(検電)、電気工事や電気設備のメンテナンス作業者の安全を支援する。検電作業は頻度も高く、電池消耗等ちょっとした取扱い不注意が事故につながる。本製品は、誤検電の主要因となる電池消耗状態を常に表示し、より安心して測定ができる。検電器トップクラスの安全適合を有し、現場での安全性と使い勝手を重視した製品である。

デザイナー

日置電機株式会社 技術部 開発支援課 デザイングループ 主任 田中幸一

詳細情報

http://www.hioki.co.jp

開始日
2004年8月6日
価格

3,000円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

「取扱いのミスは、ユーザの不注意ではなく製品にある」という意識の元、今まで以上にユーザに安全・安心を与えることを心がけるとともに、組立て工程も含めよりシンプルなものを目指した。

デザインのポイント
1.検電状態を「LED色の変化(緑→赤)」と「ブザー」により明示
2.不要な電池切れを防止する電源スイッチ兼電池キャップ
3.誤判定の原因となる電池消耗状態をLEDの緑色点灯で「常時」示す
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

測定結果とバッテリの状態が一目で分かるように2色の高輝度LEDを採用。ユーザが入手しやすい単4形電池を採用するとともに、スイッチ機能を持つ電池キャップを使いやすいように設計し、電池交換などを直感的にできるようにした。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

製品に使われる電池の不要な消耗・交換をなくすことで、環境負荷を軽減させた

デザインが技術・販売等に対して行った提案

低コストでノベルティなどへの対応ができ、ユーザの要望にあった単品表記が可能。

審査委員の評価

電線や電子機器の活電状態の確認や電気工事の際の電線の電圧測定など、事故に繋がる危険な可能性のある作業の安全性を高め、簡単で安心して測定が出来る検電機を実現している。この検電機の特長としては、検電状態を二色のLEDと音声で表示し、ひと目で誰でも検電することが出来る。また、本体の電池切れは重大な事故を招く可能性があるため、電池の消耗状態を常に表示し、常に電源スイッチを切ったりして省エネにつとめたり、電池切れが確認しやすいよう工夫しており、大変よいデザインに仕上がっている。

担当審査委員| 山村 真一   久保 雅義   肥田 不二夫   平田 喜大  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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