GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
産業用ソフト [Prosum MammoReport]
部門/分類
商品デザイン部門 - ソフトウェア
受賞企業
メディオ・テック株式会社 (東京都)
受賞番号
05A03203
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「Prosum MammoReport」は、乳癌画像検診レポートの作成から履歴まで一元管理するシステムです。乳癌の早期発見は定期検診が重要です。履歴参照を視覚的に表現するなど運用面で診療現場を支援します。診療検診現場では乳房検診/マンモ検診/乳癌検診/胸部腫瘍検診などが行われており乳癌の早期発見を目的としています。本製品はこれらを側面からサポートします。

プロデューサー

メディオ・テック株式会社 医療情報事業部 部長 細川敏秀

ディレクター

メディオ・テック株式会社 マーケティング部 小野佐知子

デザイナー

メディオ・テック株式会社 開発部 森岡輝章、浦本智令、井ノ内正人

詳細情報

http://www.mediotech.co.jp

開始日
2005年7月1日
価格

オープンプライス

問い合せ先

メディオ・テック株式会社 マーケティング部
Email: onyo@mediotech.co.jp
URL: http://www.mediotech.co.jp

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

日本女性の癌罹患は、乳癌が1996年に悪性腫瘍罹患率で第一位となり2003年には年間3.5万人が発症し約20年間で倍となっています。増加する乳癌の罹患と死亡率の抑制は、高度な診断環境であるデジタルマンモグラフィの導入と定期検診で行えます。医師に精度の高い的確な診断と女性には定期検診が求められます。ハード面の充実と共に、検査結果を運用するソフトウエアの活用による乳癌の早期発見を願っています。

デザインのポイント
1.乳腺腫瘤の良性悪性「判断」に集中できるように、マウスクリックを基本とした操作手順とした。
2.読影医師の思考を妨げないように、入力項目を予め系統化して表示し選択するようにした。
3.暗室運用から、診断項目を同位置でフリップさせるなど付随する表示が目に影響を与えないように考慮した。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

開発スタッフに無用のクリックを無くし、結果まであるいはワークフロー完了までの流れにスムースな使用感が得られるように、アプリケーションの作りこみを求めました。医療現場で日常的に使われるマンモグラフィガイドラインをベースに操作と読影項目選択に思考の求めを少なくしました。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

ソフトウエアですので項目の構成と内容の更新をユーザが行えるようにしました。反面、個人情報保護法あるいは医療情報のセキュリティー確保からソフトウエアの使用と保存データを安易に閲覧できないように、運用を認めるハードキーを求め扱いに一定の制限を加えました。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

日常的に使うアプリケーションである事と操作に違和感を感じないように、操作ボタンの大型化と配置、ステータス表示、レイアウトなど現場の意向も取り入れました。マンモグラフィの読影は複数の医師が行います。他の医師からご自身の読影(診断)に訂正があったときはその指摘を通知して読影精度を向上させる仕組みを付加しました。

審査委員の評価

乳癌画像検診レポートの作成から履歴までを一元管理するシステム。照度の低い部屋での使用を考慮して、目に優しい落ち着いたインタフェイスが用いられている。医師の読影技術や精度の向上に役立つような工夫、情報開示に向けた履歴保存の明確さなどを有する点も評価された。

担当審査委員| 戸谷 毅史   倉方 雅行   佐々木 千穂   中谷 日出  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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