GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
グループウェア [Groupmax Collaboration]
部門/分類
商品デザイン部門 - ソフトウェア
受賞企業
株式会社日立製作所 (東京都)
受賞番号
05A03198
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ビジネスでのコミュニケーションを円滑に行うため、組織の枠組みを越えたチーム編成によるプロジェクト遂行や、時間や場所を問わずに仕事を進めることができる環境を提供するソフトウェア。電子メールやスケジューラ、電子会議室やファイル共有などの機能を持ち、それぞれがポータルに配置されたポートレットとして密に情報連携した利用が可能。また、携帯電話やPDAなどから最新の情報やメール/スケジュールの参照・更新を可能にしたモバイル連携機能、IP電話連携機能、TV会議連携機能などを備えている。

プロデューサー

株式会社日立製作所 ソフトウェア事業部 主任技師 市川和幸

ディレクター

株式会社日立製作所 デザイン本部 主任デザイナー 町田和久

デザイナー

株式会社日立製作所 デザイン本部 主任デザイナー 河崎宜史、デザイナー 荒木信吉、鈴木和佳子、稲田高洋

詳細情報

http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/groupmax/concept/collabo.html

開始日
2005年2月
価格

2,000,000円/セット価格、導入企業によりセット構成は異なる (円/セット価格、導入企業によりセット構成は異なる)

問い合せ先

株式会社日立製作所 デザイン本部
Email: s-hagura@design.hitachi.co.jp
URL: http://www.hitachi.co.jp/divisions/design/index.html

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

近年ビジネスにおけるコミュニケーション・ツールは多機能化、複雑化しており、はじめて利用するユーザーの敷居が高くなってしまっている。そこで、初心者でも一部の機能から安心して使え、慣れてきた段階ではより高機能を同じ操作性で利用できるユーザー・インターフェースを実現し、より多くの利用者が使えるものを実現したかった。

デザインのポイント
1.はじめて使うユーザーが違和感なく使える様、情報の入り口を左ツリーに集約した画面レイアウト。
2.機能メニューやアイコン等、各ポートレット(メールやスケジュールなどの機能)の操作性を統一。
3.思考を妨げず視覚ノイズにならない、シンプルなビジュアル表現。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

既存ユーザーのヒアリングと初心者、熟練者へのユーザビリティ・テスティングおよびインタビューによって、メーラーの情報アクセス方法がユーザーのメンタル・モデルに最も合っていると分かった。そのことから、新機能も含め情報へのアクセスは画面左部に集中し、初めて利用するユーザーも違和感なく利用できるよう配慮した。また、ユニバーサル・デザインの観点から、文字と背景のコントラストを十分取り、文字サイズをユーザが可変できるようなつくりにした。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

機能追加時におけるユーザー・インターフェースのリファレンスとして、GUIデザイン・ガイドラインを作成した。また、ビジュアル表現は将来のカスタマイズ対応を想定し、入れ替えが容易になっている。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

将来のバージョンアップを見込み、目標とするGUIの将来像をデザイン・バイブルとして纏めた。そのデザイン・バイブルに則り開発スケジュールを計画、営業とも情報共有を行った。また、お客様に対しデザイナーが直接デザインのプレゼンテーションを行った。

審査委員の評価

チームでのプロジェクト遂行を支援するするグループウェアとして、内容的に良く出来ている。ユーザー・インターフェースは、シンプルで視覚ノイズの少ないものになっており、初心者でも違和感なくポータルを使用できるなど、ユーザビリティにも配慮している。

担当審査委員| 戸谷 毅史   倉方 雅行   佐々木 千穂   中谷 日出  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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