GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
時空間ポエマー [GPSカメラケータイを用いた位置情報付き写真投稿による地域情報共有システムの構築およびその空間的展示]
部門/分類
新領域デザイン部門 - 新領域デザイン
受賞企業
本江正茂 (宮城県)
中西泰人 (東京都)
松川昌平 (東京都)
受賞番号
04D01014
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

街でおもしろいものを見つけた人が,GPS付携帯電話で位置情報を付けて写真を撮影し,メールで送付する。受信したサーバはメールから写真を抽出し,その位置情報にもとづいて地図上の区画に次々に配置していく。この地図の映像は,公共的な場所の床面に投影され,観客は地図の上を歩きながら,誰かがその場所で撮影した写真を見ていく。これは,人々が時間と空間に潜む価値を発見し表現し共有しようとする行為を支援するシステムである。

プロデューサー

本江正茂

ディレクター

中西泰人

デザイナー

松川昌平

詳細情報

http://www.myu.ac.jp/%7Emotoe/text/zone_poemmer.html

開始日
2003年1月25日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

「時空間ポエマー」は,GPSおよびカメラ付き携帯電話から投稿された位置情報付きの写真を電子的に共有するべく構築されたデータベースと,その写真を地図上に動的に配置・表示した映像を空間的に展示するインスタレーションからなる。これは多機能化する「ケータイ」の持つ環境情報の取得・編集・共有装置としての可能性を拡張し、人々が時間と空間に潜む価値を発見し表現し共有しようとする行為を支援するシステムである。

使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

すでに市販され広く普及した携帯電話をそのまま用いて,特殊な機材およびソフトウェアのインストールなしで,誰でも簡単に情報の獲得・提供ができるようにすること。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

一般から投稿された多数の位置情報付き写真を同時に位置に応じて地図上で表示しようとすると近い位置の写真同士が重なりあってしまう。この問題を解決する画面表示方法を考案すること。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

個別のユーザがそれぞれに小さなパソコンの画面を覗き込むのではなく,公共的な場所で大きく空間的にディスプレイすることで,多数の観客が同時に情報共有のプロセスを体感できるようにすること。

審査委員の評価

誰もが所有している携帯電話の機能に着目し、参加した人々の「共有」をデザインしようとする試みに可能性を感じる。今後は、一過性のイベントに終わるのではなく、日常レベルでの確たるユーザーベネフィットを育むことに期待したい。

担当審査委員| 赤池 学   紺野 登   タナカ ノリユキ   日高 一樹   山中 俊治  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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