GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
NTTドコモ OnQプロジェクト [放送・通信の融合のためのビジネスモデル開発におけるデザインメソッドの導入]
部門/分類
新領域デザイン部門 - 新領域デザイン
受賞企業
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ (東京都)
受賞番号
04D01001
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

生活習慣と技術革新、そして制度整備。これらがシンクロしていないことで、メディアが生活者の行動を規定している現状があるのではないかという疑念がある。我々は、情報流通の体系自体をリデザインし、生活者の価値観にメディアがシンクロする、フラットで対等な構造へとメディアの変革を促したいと考える。そこで我々は、デザインを初期プロセスから取り入れることを選択し、ユーザビリティー調査とプロトタイプへのインプリメントを繰り返してきた。そして「見たい時に、見たい番組を見る方法」と、「見たい番組を、見たいスタイルで見る方法」の2点を、新しいメディアが提供する経験価値として捉えていきたいと考えた。

プロデューサー

株式会社NTTドコモ プロダクト&サービス本部マルチメディアサービス部 OnQプロジェクトチーム

ディレクター

有限会社リーディング・エッジ・デザイン 山中俊治

デザイナー

有限会社リーディング・エッジ・デザイン  田川欣哉、緒方壽人

詳細情報

http://www.lleedd.com/

開始日
2008年1月1日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

企画段階からデザインを導入、可塑的ワーキングプロトタイプを軸に、使い勝手を含めたユーザビリティとビジネス上の合理性を同時に進化させるという、企画プロセスのイノベーションを行った。プロトタイプは、機能変更を柔軟に受け入れるための高機能マイコンやPCが組み込まれた一つのシステムである。これは、ビジネスアイデアを「体験」へと昇華し、ユーザーやビジネスパートナーへ正確に伝達・共有するための媒介となった。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.[プロセス] 企画プロセスの初期段階から、実際のユーザーを見据え、デザインの視点を組み込んでいくこと。
2.[ハードウェア] 持ち運びやすく、横画面・縦画面の両方でも、利き手に関わらず、快適に片手操作が可能な新しいモバイルスタイルの具現化。
3.[インタフェース] テレビ番組周辺の経験<エクスペリエンス>と文脈<コンテクスト>をユーザー同士が共有してゆく作法をつくり、メディアと人との新しい関係の提案を行うこと。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

[プロセス] 企画プロセスにおいて、ビジネス視点・ユーザー視点の両面からの仮説・検証を可能とするため、可塑的プロトタイプを設計・開発し、サービスモデリングのためのプラットフォームとすること。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

[ハードウェア] 横画面の視聴を可能にするための新型ヒンジと、ケータイにテレビ機能を融合させるための新しい親指操作デバイスを提案すること。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

[インタフェース] ケータイとテレビがシームレスにつながる世界観を、高い実用性・操作性・エンタテイメント性を備えた形で実装し、ユーザー間の新しいコミュニケーションの「きっかけ」をつくりだすこと。

審査委員の評価

開発におけるインタラクションツールのデザインであり、可塑的モデルの開発という提案は、新しいビジネスモデルとして高く評価できる。今後は、インナー開発のコミュニケーションツールとしてだけではなく、ユーザーのモニタリングなどにも展開し、マーケットインを形にする新しい製品開発ツールとしても是非、活用して欲しい。

担当審査委員| 赤池 学   紺野 登   タナカ ノリユキ   日高 一樹   山中 俊治  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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