GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
国立国会図書館関西館の建築 [京都府相楽郡精華町精華台8-1-3]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
株式会社陶器二三雄建築研究所 (神奈川県)
国立国会図書館関西館 (京都府)
国土交通省近畿地方整備局 (大阪府)
受賞番号
04B01058
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

関西館の建設に当たって国は、広く国の内外から優れた設計案を公募することとし、1995年11月に、国際的な公開建築設計競技の募集を開始、1996年7月末までに国内および国外42カ国から493点の応募があり、その中から陶器二三雄案を最優秀案として選定した。以降、7年の設計施工期間中は、当選者の責務として、案に示したコンセプトとそれに基づく形態の遵守を第一義に、環境との調和、建築の性能、そして今後の図書館の在り方等の検討を重ね、同館は2002年8月に完成、同年10月にオープンとなった。一連のプロジェクトは、公共事業における新たなモデルプランの一つとして、今後の公共建築のあり方を示しているといえる。

プロデューサー

株式会社陶器二三雄建築研究所 代表取締役 陶器二三雄

ディレクター

株式会社陶器二三雄建築研究所 代表取締役 陶器二三雄

デザイナー

陶器二三雄建築研究所 陶器二三雄,東出明,飯田辰彦,坂井哲也,吉田基晴+オフィスサテリット 伊達宗昭+平野湟太郎デザイン研究室 平野湟太郎,安藤剛史+キルトプラニングオフィス 豊久将三,平岡由紀夫

詳細情報

http://[www.ft-a.com/][][]

開始日
2002年10月7日
価格

-

問い合せ先

株式会社陶器二三雄建築研究所
Email: ft_assoc@xa2.so-net.ne.jp

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

この国立国会図書館関西館の設計の根幹は“静けさとシンプルさ”の創出である。静けさは自然の営みを滲みるように感じることができることである。シンプルさは美も内包するすべての規範であり、忍耐と多くの試練を乗り越えた仕事のみが到達できるものである。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.「知識の殿堂」としての国立国会図書館にふさわしい品格と先端機能を持ち、わが国の文化の中枢として後々の世代に継承される施設づくりを目指す。
2.情報資源としての図書館資料を東京本館と一体となって収集保存し,国民の文化的財産として未来の世代に伝えための、保存図書館としての機能を持つ施設とする。
3.最先端の技術を活用して、国の内外の利用者に文献そのもの及び文献に関する情報を提供する。他の図書館及び情報提供機関が有する文献情報にアクセスできるよう、内外のデータベース及びネットワークとの統合を図る。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

開発の途上にある周辺環境の中での景観上の調和、将来の規範となる外部空間の創出と、学術・研究都市の中核施設としての象徴性を持った佇まい、そして失われた雑木林を始めとする環境の再生。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

電子情報機器が導入された閲覧室と、変化の激しい電子情報システムに柔軟に対応する空間の在り方。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

フレキシビリティと高効率を前提とした閲覧空間の創出、管理諸室の合理的配置及び図書の効率的収蔵と保全の技術的解決。

審査委員の評価

家具のディテールデザインからランドスケープデザインに至るまでの完成度の高いトータルデザインがなされ、圧倒的迫力をもっている。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   黒崎 輝男   塚本 由晴   吉岡 徳仁  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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