GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
森のプラットホーム [大阪府高槻市]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
高砂建築事務所 (大阪府)
大阪府森林組合三島支店 (大阪府)
受賞番号
04B01056
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

この建築には森から生み出される商品の展示販売や、森と木に関する研修などを行うことで市民や府民と森との交流を深める役割りと、大阪府森林組合三島支店のオフィスとしての機能がある。森と街の接点に位置し、森と人とをつなぐこの建築は「森のプラットホーム」と名付けられた。平面は吹抜けの屋外展示室を中心に、1階に展示室と事務室、2階に研修室を設けた。屋外展示室はアプローチとトイレが接する前庭であり、各場所に移動するために必ず通る動線の交点となっている。そこを屋根をかけただけの半戸外室とすることで、外に開いた内の空間として、内と外、内と内とが密接につながるように考えた。

ディレクター

梅花女子大学教授 高砂正弘

デザイナー

梅花女子大学教授 高砂正弘

詳細情報

http://www11.ocn.ne.jp/~mori/

開始日
2003年4月
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

この建築は大阪府高槻市のほぼ中央に位置する。ここを境にして北は森、南は街になっている。街から森に向かう時は、森への入口や案内所として、逆に森から街に帰る時は、最後に立ち寄る場所として、この建築を森と街とのハブにしたいと考えた。そのため建築そのものが木の展示となるよう、色々な種類と仕上げの木をたくさん使い、親しみやすいように開放的な構成とした。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.景観に配慮する。
2.森と人との交流の場にふさわしい建築とする。
3.防犯上、1階については開口部を少なくする。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

景観を壊さないために、建築の外観を1階は杉板壁、2階はガラス窓とし、森の杉木立と同じ構成にした。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

木をたくさん使いつつも、鉄の階段や土の塗り壁などの違う素材とディテールを入れ、木の温かさや心地良さをより強く体感させる。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

柱と壁、壁と天井、天井と梁をそれぞれ切り離し、それを表現することで緊張感を与えている。取り合いの隙間から、力の流れや建築の仕組みが見え、その対比で仕上げやガラスの質感を感じさせる。

審査委員の評価

木を多用しながらも軽やかなディティールによって自然と建築を一体化している。公共ホールのイメージを一新している。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   黒崎 輝男   塚本 由晴   吉岡 徳仁  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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