GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
DEN FLAT NANPEIDAI [東京都渋谷区南平台町7番9号]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
株式会社ビルテック (東京都)
株式会社竹中工務店 (東京都)
受賞番号
04B01021
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本計画は、個人邸の都市型集合住宅への建替計画である。敷地面積の40%の余白をわずかにずれた4ブロックの住戸間に十字形の外部空間として「間」取り、環境を調整することを意図した。全住戸において4面採光・通風が可能となり、その独立性を獲得している。この空間に落ちる光、抜ける風、佇む緑は、季節ごとに表情を変え、切り取られる風景は各住戸に固有のシーンを生みだし、それぞれを性格付ける。中空スラブ構造による整形な空間、集約された水廻り、可動間仕切による間取対応はニーズ変化への柔軟な対応を可能とする。単純な構成、架構、素材の組合せを丁寧に創り込むことで、多様で魅力ある都市型居住空間を生み出している。

プロデューサー

(株)ビルテック 代表取締役社長 角張敏郎

ディレクター

(株)竹中工務店 設計部 副部長 竹島健二

デザイナー

(株)竹中工務店 設計部 課長 廣島正明 課長 斉藤修一 担当 鈴木重則

詳細情報

http://www.builtech.ne.jp

開始日
2003年6月20日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

敷地は地勢をあらわす古き町名が今も大切に守られている都心住宅エリアに位置します。古くから緑に囲まれた邸宅が多いこの地域で集合住宅を計画するにあたり、容積効率を追求した一棟型のマンションではなく、個々の住戸が環境を調整する「間」をもって関係するような「住宅の集合」を目指しました。単純な構成を採りながら、住戸間の「余白」を大切に創り込むことによって、居住環境、都市環境に対する魅力を追求しました。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.長期にわたり、競争力のある良質で魅力ある集合住宅。
2.ライフサイクルコスト(L.C.C.)を考慮した長寿命な建築とする。
3.将来のマーケットニーズに対応可能なフレキシビリティをもつ住戸空間とする。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

都市居住空間に対する環境的配慮 間口・奥行ほぼ等しい敷地形状の中で、北側を含む全ての住戸に対して快適で、独立性をもった魅力ある居住環境をつくること。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

周辺環境への対応 街並のスケールに合わせたリズムある外観構成とし、様々なタイプの緑化によって街に潤いをあたえること。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

長期にわたり、魅力のあせない集合住宅 自然の素材感・風合を大切にした材料の選択・特徴を生かしたディテールデザイン。また、将来のニーズ変化に柔軟に対応するシンプルな架構・プランニング。

審査委員の評価

外部空間を住戸間に取り入れることによって全住戸に採光通風を可能にした巧みな配置計画の手法である。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   黒崎 輝男   塚本 由晴   吉岡 徳仁  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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