GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

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受賞対象名
エコムスハウス [佐賀県鳥栖市弥生が丘7町目36番地]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
株式会社山本理顕設計工場 (神奈川県)
SUS株式会社 (静岡県)
受賞番号
04B01010
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

エコムスハウスはアルミを構造材とする量産化住宅です。基本ユニットは、×型のアルミ押出材を組みあわせた1.2m×1.2mのラチスパネルです。このパネルを現場でボルト締めするだけで組み立てられるため、工期が短くコストを抑えることができます。床、階段、内外装はすべて工場製作のユニットです。1.2mのモジュールで、高い天井高さ(3.6m)と、3階建てまでの階数、さまざまな広さ、形状のプランが可能です。住宅だけでなく、オフィスや店舗などさまざまな用途、規模に応用でき、新しいライフスタイルにふさわしい建築を実現します。また、ラチスパネルの再利用により、解体時に産業廃棄物をださないシステムを目指しています。

プロデューサー

エスユウエス株式会社 代表取締役社長 石田 保夫

ディレクター

株式会社山本理顕設計工場 代表取締役 山本 理顕

デザイナー

株式会社山本理顕設計工場 山本 理顕、川口 有子、鄭 仁愉、松田 美希 構造設計:株式会社飯島建築事務所 飯嶋 俊比古、前田 佐登男

山本理顕 建築家 1945年北京生まれ

詳細情報

http://www.ecomsfit.com

開始日
2004年3月
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

エコムスハウスはアルミを構造材とする量産化プレファブ住宅です。高い精度をもつアルミ押出材を用いて、簡単に組み立てられる、軽量で高耐久の住宅を実現しました。エコムスハウスは、素材や工法が従来と違うだけではなく、いままでのライフスタイルをまったく変えてしまう新しい住宅です。自由なプラン、高い天井、開放的な空間をもち、住宅、オフィスや店舗などさまざまな用途、規模の建物に応用できる新しい建築を提案します。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.工業化の追求。アルミの押し出し材を用いて、モジュール化、ユニット化を計ること。建築物をより安く、早く、簡単に製作すること。
2.軽さの追求。建築物をなるべく軽く作ること。施工の短縮化、容易性、地震に対する安全性、基礎の軽減、コストの削減について多くのメリットを生むため。
3.新しいライフスタイルの追求。アルミを利用して、新しい生活様式、新しい空間を提案すること。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

アルミ独特の構造表現の追求。アルミ押出材の切断面の美しさに着目し、切断面の形状を積極的に表現する構造形式を提案。接合部についても、アルミでなければできない接合方法(嵌め合い接合)を新たに開発しました。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

モジュール化の追求。アルミ押出材を組み合わせた1.2mのパネルモジュールからなるプレファブシステムを提案しました。床、階段、外装もすべて工場生産し、現場作業を減らすことでコスト削減を目指します。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

新しいライフスタイルに対応したプランの提案。現代の家族構成の多様化、個人の仕事や生活のスタイルの多様化に対応した、自由なプラン、自由な外壁デザイン、高い天井高、開放的で明るい空間を目指します。

審査委員の評価

住宅としてはもとより、エレメントから発想して従来のライフスタイルの枠を大きく転換する可能性を秘めた新しいシステムの提案である。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   黒崎 輝男   塚本 由晴   吉岡 徳仁  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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