GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|中小企業庁長官賞

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受賞対象名
歯科診療用ユニット [エピセシステム]
部門/分類
商品デザイン部門 - 医療機器・設備
受賞企業
株式会社吉田製作所 (東京都)
受賞番号
04A10045
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

歯科診療用ユニット。歯科診療における予防から治療を対象とした診療装置。患者さんが座る椅子とうがい装置付キャビネット、術者が使用する装置として右側にカート、インスツルメントとそのホルダー、左側にアシスタントキャビネット、インスツルメントとそのホルダー、無影灯などから構成されます。現在、歯科医療では予防歯科や丁寧なカウンセリングを重要視され、患者と術者が対話しやすい環境づくりが必要とされています。患者さんがリラックスして診療を受けるために、インスツルメントを収納することで恐怖心を取り除き、さらに診療空間を演出する機能を加え、安らげる診療空間をつくり出すデザインに展開しました。

ディレクター

株式会社吉田製作所 テクニカルセンター デザイン室 課長 深澤太郎

デザイナー

株式会社吉田製作所 テクニカルセンター デザイン担当 清水利紗子

詳細情報

http://www.yoshida-net.co.jp/jp/products/unit/epicee/index.html

開始日
2004年3月21日
価格

3,980,000円 / セット

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

これからの歯科診療を提案する診療ユニットです。今後予防歯科診療が増加し「歯は削らない、口の健康を維持するところ」と認識されるためには、現在とは異なった新たな印象が必要です。その回答としてリラックスできる空間が必要と考えます。患者さんと術者のコミュニケーションが図りやすい環境から信頼と関心が高まることで、人々の健康と医療の向上に貢献できるよう思いを込めてデザインしました。

デザインのポイント
1.タイトなシルエットで展開し、今までにはない院内のインテリアを向上させる歯科診療ユニットです。
2.キャビネットに照明を内蔵させ、患者の心を和ませる雰囲気を演出します。
3.オリジナルのガラスカウンターは清潔で上品な印象を与えてくれます。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

今までにはない新しいデザインにすることで、院内インテリアの重要性を呼び掛けました。それより患者さんの緊張感をほどかれ、心和ませることで、カウンセリングしやすい診療空間を提案します。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

材料ごとに分けられる設計にすることで、リサイクルに出しやすくしました。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

技術に関しては、術者ニーズ調査、カートの取り回し検証。販売に関しては、展示装飾品、展示台、カタログ提案と作成、プレゼンテーションのあり方を提案しました。

審査委員の評価

歯科医療の新しい空間作りの突破口になるモデルケースとして、医療機器のイメージを覆すようなシステムデザインであり、このデザインチャレンジに対して評価していきたい。患者さんが怖がる機具を格納し、患者さん側から見えなくしている点、ライトの圧迫感が無くなった点、フェミニンなやさしい要素でまとまっている点などに、デザインによる問題のソリューション化を感じられ、この分野への貢献を高く評価したい。

担当審査委員| 村田 智明   奥山 清行   戸島 國雄   中谷 行義  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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