GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
お玉 [アク取りお玉]
部門/分類
商品デザイン部門 - 調理・食卓商品
受賞企業
有限会社サンガ (東京都)
株式会社タイガークラウン (新潟県)
受賞番号
04A05020
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

用途 : 汁鍋の中に浮き上がった“アク”を取り除く事が出来る計量付きお玉で、柔らかい具材はお玉のお尻で簡単に潰す事も出来ます。普通お玉と言うと“すくう”物ですが、お玉の外側にエンボス加工を施した事により、1本のお玉で『すくう・アク取り・計量・つぶす』の4役が可能です。特徴 : お玉の外周にエンボス加工を施す事により、よりアクの吸着面積が増えアクがとれる。吸付いたアクは水に流して何度でもくり返し、あくを吸いつけることが可能。お玉の総量を100ccとしカロリー計算の目安にもなります。お玉2杯分で丁度、お椀の8分目の量となります。味付けが簡単に計量でき、手間もはぶけ面倒を一挙に解決します。

プロデューサー

(有)サンガ・取締役・小川信子

ディレクター

(有)サンガ・取締役・小川信子

デザイナー

(有)サンガ・取締役・小川信子

有限会社サンガ・代表 小川信子(68才)婦人発明家協会理事

詳細情報

http://www.onsanga.com

開始日
2004年2月27日
価格

1,200円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

専業主婦暦40年、毎日の食事の支度は一日なりともおろそかに出来ません。アクを取除く器具は種々ありますが、煮汁を一滴も捨てることなく『すくう・アク取り・計量・つぶす』の1本で4役をこなし、面倒を一挙に解決します。アクの上にお玉の底をなでつけるだけで、底面の細かい凹凸にアクが付着し、内側の目盛りにより味付けが簡単に計量でき、手間も省けアクをしっかり取ることで素材の風味を十分に引き出すことができます。

デザインのポイント
1.お玉の底面にエンボス加工を施し、アクの吸着面積が増え、簡単にアクを除去出来る、今迄にないお玉。
2.エンボス加工を施す事によって、付着したアクがこぼれ落ちにくく、柔らかい具材を潰すとき横滑りがない。
3.内側に目盛りを小匙・大匙・30・50・100ccとし、計量カップの役目とカロリー計算も可能。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

お玉はステンレスという時代が続きました。科学の進歩と共に色々な素材が出回る事により機能的な製品に加工される事も可能となり、日常生活に快適さが増して来た。軽い・カラフル又、金型によって細かい細工ができ大量生産も可能になりました。なんと言っても楽しんで料理をつくる事が、すべての健康につながります。それには億劫にならない機能的な調理具『面倒なアク取りを一瞬で済ませたい』そんな悩みを解決する為に主婦の体験から開発したすくう・アク取り・計量・つぶすの1本4役の新素材は手当たりが柔らかく、ソフトな触感がなんともいえない使い勝手、アクをしっかり取ることで素材の風味を十分に引き出せる上、味付けも完璧です。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

ポリエーテルイミド樹脂は優れた難燃性・耐熱性・加工性・耐薬品性・弾性・延性・透明性・経済性を重視。廃棄される段階で重金属・蒸発残留物は厚生省告示第20号による試験検査を得・ウルテムの発煙性はNBSスモークチャンバー試験で、きわめて低い発煙性を示す。埋め立てる時には「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に従い、公認の産業廃棄物業者もしくは地方公共団体がその処理を行っている場合には、その団体に委託して処理する。焼却する場合は、焼却設備を用いて、大気汚染防止法等の諸法令に適合した処理を施して焼却する。焼却時の有毒ガスの発生はない。 財団法人日本食品衛生協会の試験検査済み(厚生省告示第20号)

デザインが技術・販売等に対して行った提案

「新商品を定着させるには時間とエネルギーを要します。がしかし主婦の口コミは足が早く、使って“良かった”となればすぐ広まります。すると自分1人に留まらず、友人にも・嫁にも・おばあちゃんにも、はたまた増築祝いのお返しにと独り歩きが始まります。ただ店先にぶら下げて置いても購買にはつながりません。一目見て何に、どう使うものか、一目瞭然に解かる台紙(パンフレット)の写真取りに工夫いたしました。今では『目から鱗で驚きました。重宝しております。不思議ですねー』とのユーザーの声に、思わず喜びを味わう瞬間です。

審査委員の評価

専業主婦暦40年の方がご自身で生活のアイディアを具現化し、こだわりある機能的製品を作り上げた点を高く評価しました。

担当審査委員| 大島 礼治   岩崎 一郎   高尾 茂行   廣田 尚子  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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