GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。 (C)JDP All rights reserverd.

受賞対象名
WEB統合型 業務用地図情報システム [Panasonic]
部門/分類
商品デザイン部門 - ソフトウェア
受賞企業
松下電器産業株式会社 (大阪府)
受賞番号
04A03236
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

Web環境下でストレスの無い高速かつスムーズな地図操作を実現している点を特長とするプロ用の高機能GISシステム。位置情報付の画像・音声等ユーザー固有の情報を共有化し、一元的な管理が可能。地図アプリケーションの基本機能(検索、ルート探索、ブックマーク、作図、印刷)を備えつつ,プロ業務を支援する各種機能(外部ファイルの読込、ユーザーポイント登録、集計および各種グラフ化、情報共有)を標準装備している。多様な地図データベースの形式にも対応しており、航空写真等の重畳表示も可能である。これらの複雑な機能を、明快な操作性で提供し効率的な地図応用業務を強力に支援する。

プロデューサー

松下電器産業株式会社 パナソニックシステムソリューションズ社 社会システム本部 本部長 志村 浩

ディレクター

松下電器産業株式会社・パナソニックデザイン社 AVCネットワークデザイングループ システムソリューションチーム チームリーダー 米内惠司 

デザイナー

松下電器産業株式会社・パナソニックデザイン社 AVCネットワークデザイングループ システムソリューションチーム 主幹意匠技師 大橋和也 

大橋和也

開始日
2004年11月15日
価格

5,000,000 ~ 20,000,000円/システム (円/システム)

問い合せ先

松下電器産業株式会社 パナソニックデザイン社
Email: ohashi.kazuya@jp.panasonic.com
URL: http://matsushita.co.jp/

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

プロが求める確実で素早い操作ニーズを満たすために、情報の重要度による最適なボタンやウインドウ配置を追及した。プロ用としての信頼感が伝わるグラフィック表現を目指した。WEB用超高速スクロール地図の特長を活かすために、地図領域を広く取る工夫を重ね、自在な地図の操作感を演出できるようにした。

デザインのポイント
1.確実な操作性を実現するために、機能全体を見渡す遷移図を開発し、画面配置のルール化を実現。
2.高速WEB地図上で快適な地図操作を実現するために、広い地図領域を確保する様々な操作ウインドウを実現。
3.検索条件入力から結果表示までの自然な流れを作る、最適ウインドウ配置。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

最も重要な地図表示領域を極力確保するアイデアとして、画面右の地図操作ボタン類を、通常はマウスの回転ノブに対応した細いズーム表示のみとし、オンマウス時に押しやすいサイズの機能ボタンを表示した。入力中の検索条件を保持しつつ他のウインドウ操作が快適に行えるように機能別ウインドウの一時収納およびそのアイコン表現を実現。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

WEB対応システムとしての特長を活かし、常に最新の地図データや、最新のアプリケーションのバージョンに対応できるため、業務用システムとしての価値を長期に渡って保持する事が可能となった。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

ユーザーのカスタマイズ性を高めるために地図色を複数準備した。(朝、昼、夕方、夜、任意設定) それらの地図に共通する明快なルート色や、地図上のユーザーポイントアイコンとして多種類表示されても識別し易い表現を実現した。塗り分けグラフ表現では、処理スピードを重視したハッチング表現と、描画品質を重視する半透明表現を、使い分けられるように機能切替を要望し実現した。

審査委員の評価

・無味乾燥になりがちな業務用地図情報システムであるが、使用者のニーズに十分に応えながら、使いやすく節度のあるインターフェイスを実現させている。・警察、消防、防災、物流など想定される様々な業種に対応できるよう、自由度の高いレイアウトが提供できるシステムになっている。・ベクトルデータを用いた地図表示の速さは驚異的であり、高く評価できる。

担当審査委員| 戸谷 毅史   中谷 日出   新島 実  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

ページトップへ