GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
ヘアーカットはさみ [アクロステライト]
部門/分類
商品デザイン部門 - 健康管理・美容商品
受賞企業
有限会社水谷理美容鋏製作所 (千葉県)
受賞番号
04A01049
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

先端素材として注目されているデロロステライト社のステライト鋼を使用したヘアースタイリスト向けのプロフェッショナルシザーです。素材を生かした製造方法にこだわり、刃物として非常に酷使されるドライカットにも対応でき、従来よりも製品寿命 を2倍以上に持続する事を可能とします。持続性のランニングコストを考えたとき アクロステライトは、非常にリーズナブルな商品と考ています。

プロデューサー

代表取締役 水谷 裕一 製造部工場長 杉村 忠夫

ディレクター

代表取締役 水谷 裕一

デザイナー

代表取締役 水谷 裕一 製造部 木下 竜麻

開始日
2002年11月1日
価格

117,000 ~ 129,000円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

ユーザーである理容・美容師にとって一生涯にわたって使用してもらえる鋏造りを目指してデザインしました。今までに無い力強さを得るため、刃の形状までこだわり「三面しのぎ」という高度な職人芸を取り入れ、理容・美容師さんが楽にカットできるデザインを強く意識しました。

デザインのポイント
1.鋏を保持したときに腕が上に上がらず、無理のないハンドル角度。
2.刃面を3ヶ所にえぐることにより、しのぎの効果が優れ、軽量化しつつ強度を確保。トリプルラウンド形状。
3.指との接触面を割り出し、長時間の使用でも疲れないフィット感を重視したハンドル。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

ハンドルの形状をオフセットすることで、腕に無理のない、角度で鋏を保持できるようにした。更に、現在流行の髪型をストレスなくカットできるようにハンドル部だけでなく、刃の部分までもR形状としたことで、より楽で自在にカットでるようにした。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

アフターサービスとして、定期的に研磨・調整を行い30年持つように設計されています。実際に30以上前の製品を今も研磨しております。更に、刃が研磨して減ってきた場合でも、ハンドル部を切断、新しい刃を溶接して、新品状態に戻し再利用することも出来ます。よって、半永久的に使用することも可能です。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

3ヶ所のえぐり部分(しのぎ)を作ったことで、刃物としての靭性を向上させたことを、技術スタッフに理解してもらいできるだけ深いえぐりを作ってもらった。販売に対しては、この効果を断面図等でアピールしてもらい、切れ味の違いをユーザー様に体験させることが出来た。

審査委員の評価

個性的である。グラフィックの見せ方、作り手の意図、よく伝わる。人間工学的によく考えている。クロム系、素材の選定により、商品寿命を長くしているところが評価できる。

担当審査委員| サイトウマコト   國本 桂史   黒川 玲   西山 浩平  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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