GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2003

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。 (C)JDP All rights reserverd.

受賞対象名
山梨県の新しいデザイン産業・新しいビジネスモデルづくり [産業活性化に向けた異業種連携による体系的商品開発手法の構築と知的価値の資産性評価手法に関する研究活動]
部門/分類
新領域デザイン部門 - 新領域デザイン
受賞企業
山梨県工業技術センター (山梨県)
受賞番号
03D01030
受賞概要
2003年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

中小企業に総合的な知的価値(デザイン)を提供することのできる新しいタイプの知的産業の創出と産業活性化を目標としている。知的価値を創出・育成・評価することが可能な専門家による異業種グループを組織し、参加製造業の商品開発実務と作業評価を繰り返しながら、魅力的な商品(事業)の体系的な創出を可能にする開発手法と、この手法を地域で恒常的に運用していくための異業種によるデザインビジネスのシステム化について研究している。また併せて、こうしたシステムから創出される知的価値の資産性等を評価する手法について地域銀行を交え同時並行的に研究している。いわば山梨のデザイン活用のデザインを行っている事業。

プロデューサー

株式会社クルー 代表取締役 馬場了+山梨県 工業振興課 主任 渡辺伸一+山梨県工業技術センター デザイン開発部 研究員 串田賢一

デザイナー

山梨デザイン協会(会長・久津間等/副会長・新津達裕・米山喜美人/岡島泰三/樋口光仁/寺井重雄)

事業に参画しているデザイナー6名(山梨デザイン協会会員)

開始日
2002年4月1日
価格

-

問い合せ先

山梨県工業技術センター デザイン開発部 デザイン振興科
Email: kushida@yitc.go.jp
URL: http://www.yitc.go.jp/

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

山梨の産業活性化にはデザインが必ず役に立つ!これまで漠然と、そして様々な解釈がなされてきた「デザイン」だが、この事業を通して産業活性化に機能するデザインの役割・意味等をはっきりと定義していきたい。また、これまで我々は「色・カタチの提案者」という立場で仕事を続けてきたが、今後は、地域産業の知的パートナーとしてのデザイン業へとビジネス変革していくためのきっかけとしたいと考えている。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.当該開発活動に関し、デザイナーの保有しているソフトウェア・専門知識を他のワーキンググループメンバーに対し惜しみなく開示・提供すること
2.単に造形的・視覚的要素の開発提案者としての立場に留まらず、弁理士等と共同してデザインのソフトを戦略的に権利化し、製造業の成長に有効な知的資産として評価できるように研究すること
3.自身の単独ビジネスを拡大するためのビジネスマッチングの場として認識するのではなく、製造業のパートナーとなるべく、将来的なビジネスツールを開発するという視点で参加すること
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

現状では、クライアント(特に企業経営者)に対し、デザインが投資に値する対象であることを論理的に説明できない(機能・サービス・商品・料金等)

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

上記の理由から、「受注対応型のデザイン業」という立場をとることが多く、本来的に有している提案力を発揮しきれていない

デザインが技術・販売等に対して行った提案

「デザイン」に対する認識・言語がみんな異なっており、また、デザイナー同士ですら同じ状況である

審査委員の評価

数々のこのような試みの中で、一つの理想を追求している。金融機関を巻き込んで実施しようとする点を評価。今後も是非ステップアップしていって欲しく、期待している。新規性はないが、地域活性化に必要な活動である。

担当審査委員| 西山 浩平   生田 幸士   黒川 玲   島田 一郎   日高 一樹  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

ページトップへ