GOOD DESIGN AWARD

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2003

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
SDマルチカメラ [Panasonic SV-AV100 (D-snap)]
部門/分類
商品デザイン部門 - カメラ、デジタルカメラ
受賞企業
松下電器産業株式会社 (大阪府)
受賞番号
03A03071
受賞概要
2003年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

カードサイズの半導体動画記録機では世界初となるMPEG2高画質ムービー。超小型1/6"CCDの光学10倍ズームレンズや狭枠2.5"液晶モニターを搭載し、さらに新開発の片持ちヒンジ機構によって、撮る時と観る時両方に最適な2WAYスタイルを実現。左右の利き手を選ばない多彩なシューティングスタイルを可能にしている。 

デザインのポイント
1.シームレスで張りのある筐体で高性能レンズを包んだ、高感度ユーザーの所有欲に訴えるシンプルデザイン。
2.撮る時/観る時の2WAYスタイルと、左右両手使用を可能にする片持ちヒンジ機構により使用シーンを拡大。
3.手になじむ機能的で柔らかなフォルムと適所に軟質エラストマー樹脂素材を使用することでグリップ性を向上。
プロデューサー

松下電器産業株式会社 パナソニックAVCネットワークス社

ディレクター

松下電器産業株式会社 パナソニックデザイン社 パナソニックデザイングループ パーソナルネットワークチーム

デザイナー

松下電器産業株式会社 パナソニックデザイン社 パナソニックデザイングループ パーソナルネットワークチーム 松本 宏之 

松本 宏之

開始日
2003年9月20日
価格

オープンプライス

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

次世代ムービーの典型としてデザイン主導で取組んだAV100は、MPEG2高画質記録や振動に強い半導体のメリットを活かし、撮る楽しさだけでなく、観る楽しさ、編集する楽しさを一台で自己完結できるエンターテイメント機器としてデザインした。また、従来機器然としたメカニカルなデザインからの脱却を図り、ノイズレス&シームレスをキーワードに全身で高画質感・剛性感を表現したシンプルな機能美デザインを目指した。

デザインのポイント
1.シームレスで張りのある筐体で高性能レンズを包んだ、高感度ユーザーの所有欲に訴えるシンプルデザイン。
2.撮る時/観る時の2WAYスタイルと、左右両手使用を可能にする片持ちヒンジ機構により使用シーンを拡大。
3.手になじむ機能的で柔らかなフォルムと適所に軟質エラストマー樹脂素材を使用することでグリップ性を向上。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

新開発の片持ちヒンジ機構は、特にデザイナーがこだわって提案し実現したもので、商品の小型構成に寄与するだけでなく、撮る時と観る時両方に最適な2WAYスタイルと、左右の利き手を選ばず、且つハイアングル・ローアングル等、多彩なシューティングスタイルを可能にしている。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

ボディ剛性の確保や長期間の使用においても商品価値/品位を維持するため、軽量/高剛性のボディ素材としてアルミやカーボン樹脂等を採用し本体強度を向上。燃焼時に有害な物質(ダイオキシン)が発生する可能性のあるハロゲン難燃剤を使用しない「ハロゲンフリービルドアッププリント配線板」の導入。本体プリント基板実装に環境に優しい「鉛フリーはんだ」を使用。リサイクル、分別処理を容易にするため樹脂部品に素材名を表示。  

デザインが技術・販売等に対して行った提案

半導体メディアならではのコンパクト性を活かしきる最も効果的な機構部品のレイアウトも、デザインが中心となり構成案を先行試作。操作性を含めたコンセプトモデルによる早期課題提起を繰り返し、商品化を実現させた。またデザイン戦略と連動した販促物の作成/宣伝活動への展開をマーケティング部門と共同で行い訴求ポイントの徹底を図った。

審査委員の評価

今までのカメラのスタイリングの概念を変えようとする挑戦性を第一に評価した。また、ディスプレイ部の片持ちヒンジ機構は、撮影時、再生時に最適な2Wayスタイルや、利き手を選ばないシューティングスタイルを提供しており、ユーザビリティを向上させている。

担当審査委員| 安次富 隆   戸谷 毅史   中谷 日出   村田 智明  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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