グッドデザイン賞とは

「グッドデザイン賞」は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、総合的なデザインの推奨制度です。その母体となったのは、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」であり、以来50年以上にわたって、私たちの暮らしと産業、そして社会全体を豊かにする「よいデザイン」を顕彰し続けてきました。
その対象はデザインのあらゆる領域にわたり、受賞数は毎年約1,000件、50年間で約37,000件に及んでいます。賞はこの「グッドデザイン賞」と、さらに複数の「特別賞」で構成され、受賞したデザインには「Gマーク」をつけることが認められます。「Gマーク」は創設以来半世紀以上にわたり、「よいデザイン」の指標として、その役割を果たし続けています。

グッドデザイン賞の対象:

「グッドデザイン賞」は、家電やクルマなどの工業製品から、住宅や建築物、各種のサービスやソフトウェア、パブリックリレーションや地域づくりなどのコミュニケーション、ビジネスモデルや研究開発など、有形無形を問わず、人によって生み出されるあらゆるものや活動を対象としています。
その対象の主体者(企業やデザイナーなど)は、その対象が、翌年の3月末までに生活者が使用・利用できる状況にあれば、グッドデザイン賞に応募することができます。

賞の種類:

グッドデザイン賞は以下の賞で構成されています。
  • グッドデザイン賞

    すべてのグッドデザイン賞応募対象の中で、デザインが優れていると認められるもの
     グッドデザイン賞は、50余年にも及ぶこの制度の歴史を継承する賞です。
     2010年度は3,136件の審査対象に対して1,110 件がグッドデザイン賞を受賞しました。
  • グッドデザイン特別賞

    さらに下記の特別賞を選び、それぞれの特別賞授与者から表彰状を贈呈します。

    <グッドデザイン賞受賞対象の中から贈賞>

    • 「グッドデザイン大賞」(内閣総理大臣賞)
    • 「グットデザイン金賞」(経済産業大臣賞)
    • 「グッドデザイン・サステナブルデザイン賞」(経済産業大臣賞)
    • 「グッドデザイン・中小企業庁長官賞」
    • 「グッドデザイン・日本商工会議所会頭賞」

    <一般などから推薦された候補の中から贈賞>

    • 「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」(経済産業省製造産業局長賞)
    • 「グッドデザイン・フロンティアデザイン賞」(公益財団法人日本デザイン振興会会長賞)

    「グッドデザイン大賞」は、全てのグッドデザイン賞受賞対象の中で、最も優れたデザインと認めるものを審査委員および受賞者等の投票により選出します。
    「グッドデザイン金賞」は、時代的課題をより高度に解決した質の高いデザインに贈られます。
    「サステナブルデザイン賞」は、近未来の生活を実現するにあたっての重要な課題に取り組んだデザインに贈られます。「中小企業庁長官賞」は中小企業の意欲的な取り組みを、また「日本商工会議所会頭賞」は、地域活性化をめざす総合的な取り組みを、それぞれ顕彰する特別賞です。
    以下の特別賞は、一般などから推薦された候補から、趣旨に相応しいデザインに賞を贈呈するものです。
    「ロングライフデザイン賞」は長年にわたり生活者に愛され支持され続けた優れるデザインに、「フロンティアデザイン賞」はあたらしいデザインの可能性を大きく広げる革新的なイノベーションを表彰します。

開催要綱
グッドデザイン特別賞一覧

審査:

グッドデザイン賞の審査は、日本のデザイン界を代表するデザイナーや建築家など約70名の専門家に審査委員を依頼し、審査委員会を組織します。
審査委員会は、委員長・副委員長の指揮のもとに審査をおこない、総合的な見地からグッドデザイン賞をはじめとする各賞に相応しい受賞対象を選びます。
2011年度の審査委員

年間のスケジュール:

応募から受賞までのプロセス